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02 03
2004

書評 性・恋愛・結婚

『愛する気持ち、愛されたい気持ちの伝え方』 吉元 由美

愛する気持ち、愛されたい気持ちの伝え方―「好きな人」ともっと気持ちが通じあう本
吉元 由美

愛する気持ち、愛されたい気持ちの伝え方―「好きな人」ともっと気持ちが通じあう本

 作詞家らしい詩的な表現にいいところがあったりする。

「ひとりの時間」を楽しむ本―「自分のための時間」を充実させる44のヒント だから恋は少しせつない 「泣きたい日」の頑張りかた―あなたが一番欲しいものを手に入れる本 「大人の女」になれる29のルール―30代から生まれ変わるライフスタイル入門
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02 03
2004

書評 性・恋愛・結婚

『なぜ彼は本気で恋愛してくれないのか』 ハーブ ゴールドバーグ

なぜ彼は本気で恋愛してくれないのか
ハーブ ゴールドバーグ 角 敦子

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 たぶん女性向けに書かれているのだろうが、男がぜひ読むべき女性にとっての男の性質がどのようなものかを教えてくれる驚嘆の書である。男らしさ、男としてよかれとやっている論理や感情の抑制が、女性を傷つけているとはじつに皮肉なものである。

 「少年のころは、身近な人に頼らない男らしさを見せると好感をもたれました。とくに喜ばれほめられた気質は、自立心旺盛、意欲的、野心的、目標志向、ワンパクさ、責任感の強さ、活発さ、といったところでした。
 ――ところが皮肉なことに、彼を「男らしく」見せていた気質が、将来「無神経」で女性に横暴にふるまう男に彼をしたてあげてしまうのです」

 男は男らしくなろうとしてクールで論理的で無口になろうとするものだが、感情と共感をとても大切にする女性にとってはその態度は拒絶や拒否としかとられかねられないものなのである。

 男として条件づけられたものが、女性との気持ちのすれちがいを数々ひきおこしていることがこの本の中で多くとりあげられていて、本書は感嘆することしきりの本である。もちろん女性として条件づられたものが男にどのような気持ちをひきおこさせるかものべられている。

 この本は男と女の違いをのべた私にとっては赤ラインとドッグ・イヤーだらけの貴重で重要な本になった。男女ともども読んでほしい本である。


だから、彼女は愛される―男がずっと一緒にいたい女 好きな彼に言ってはいけない50のことば―“恋”を育てる会話のマナー 「やすらぎを与える女性」50のルール―“ずっと一緒にいたい”と思わせる魅力 ジョン・グレイ博士の「愛される女」になれる本 男が「大切にしたい」と思う女性50のルール―男はこう考え、女の「ここ」を見ている!
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02 03
2004

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『おいしいコーヒーのいれ方〈1〉』 村山 由佳

キスまでの距離―おいしいコーヒーのいれ方〈1〉
村山 由佳

キスまでの距離―おいしいコーヒーのいれ方〈1〉

 あまりにもフツーすぎる設定と展開におどろいた。いっしょに暮らしはじめたいとこは血がつながっていなかったり、シャワーをあびているときに停電になったり。これってなにか物語にするほどの価値がある話なのか、なぜながながと連載をつづけるのか、首をかしげてしまう。う~むむむ、なんなのだろう。これを狙っているのか。

僕らの夏―おいしいコーヒーのいれ方〈2〉 彼女の朝―おいしいコーヒーのいれ方〈3〉 雪の降る音―おいしいコーヒーのいれ方〈4〉 緑の午後―おいしいコーヒーのいれ方〈5〉 遠い背中 -おいしいコーヒーのいれ方 〈6〉
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02 03
2004

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『夜のかけら』 藤堂 志津子

夜のかけら
藤堂 志津子

夜のかけら

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 ひとりの男だけでは耐えられない、なぜ一人の男にすべてを求めなければならないのか、という女性が主人公の物語であるが、私としてはなぜその女性はそのような心理にいたったのかをいちばん知りたかったのだが、この小説ではそういう問い方はしていなかったみたいだ。おそらく私は主人公の心の弱さとか隙間に原因を求めたかったのだろうが、それはロマンティック・ラブ・イデオロギーの正当化にほかならないというものだ。

02 03
2004

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『だんだんあなたが遠くなる』 唯川 恵

だんだんあなたが遠くなる
唯川 恵

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 唯川恵の小説っていいかもしれない。あらすじを読んでいるだけで、恋愛の切ない気持ちやつらい気持ちなどのどのような気持ちを味わえるかよくわかっていい。たとえばこの物語では恋人が友だちに惹かれてゆく話で、愛する人がほかの人に想いを寄せてゆきながら、見守るほかなすすべもない、そういう気持ちを味わわせてくれる物語である。予定調和的に愛する人の気持ちがほかの人に向かう切なさや悲しさをたっぷりと味わえる小説です。

彼の隣りの席 恋人はいつも不在 あなたへの日々 孤独で優しい夜 イブの憂鬱
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02 03
2004

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『ヴァージン・エクササイズ』 桜井 亜美

ヴァージン・エクササイズ
桜井 亜美

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 この桜井亜美という人はなんなのだろう、ポップソングのようなおしゃれなタイトルとおしゃれな写真をつかった表紙。カッコよくておしゃれなのはよくわかるが、薄っぺらな戦略だと思っていたが。

 物語はちょっとくるものがあった。五百人の女と寝て人を愛せない男と、傷つかないためにはじめての相手をその男に選んだ女子高生。でもだんだんと惹かれてゆくという話である。つらいだろうな~、キビシイだろうな~と思った、愛せない男を愛するなんて。癒しの物語である。

The 2nd Lovers Miracle believe 光の響き MADE IN HEAVEN―Juri シンクロニシティ
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02 03
2004

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『みんないってしまう』 山本 文緒

みんないってしまう
山本 文緒

みんないってしまう

 ストレートな恋愛小説を読みたかったので、ちょっと違った。

絶対泣かない ブラック・ティー あなたには帰る家がある シュガーレス・ラヴ 恋愛中毒
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02 03
2004

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『天使の卵』 村山 由佳

天使の卵―エンジェルス・エッグ
村山 由佳

天使の卵―エンジェルス・エッグ

 『おいしいコーヒーのいれ方』にくらべれば、こっちのほうがよほど物語は屈折していて深いところがある。冷めかけている恋人の姉に恋したり、主人公の父は精神病患者だったり、恋人になった姉の前夫は発狂して自殺したり。複雑に交錯しているが、どこか『ノルウェイの森』っぽいな~。


天使の梯子 キスまでの距離―おいしいコーヒーのいれ方〈1〉 きみのためにできること 僕らの夏―おいしいコーヒーのいれ方〈2〉 ヘヴンリー・ブルー
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2004

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『まどろみの秋』 藤堂 志津子

まどろみの秋
藤堂 志津子

まどろみの秋

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 恋愛の関係が嫉妬のために相手をねじふせたり、どちらかが支配するかという闘いに変貌していった関係にまきこまれる話である。そうでしょうね、嫉妬させられた相手がもし嫉妬の仕返しをはじめたら、闘いは収拾のつかないものになってゆくでしょうね。嫉妬合戦の泥沼だ。まるでサスペンスか、スリラーみたいな関係になる。

 嫉妬は事実か想像の区別もわからなくなってくるから、精神的にも危うくなる。まわりの人もまきこんで嫉妬合戦はくりかえされる。嫉妬しやすい人はこういう関係に陥りやすいのでないだろうか。願わくば嫉妬も仕返しも根っこからもたない心をもちたいものである。

02 03
2004

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『あなたが欲しい』 唯川 恵

あなたが欲しい
唯川 恵

あなたが欲しい

 恋人の同僚に魅かれるのだが、女友達を彼とつきあわせようとしたために切ない気持ちを味わうだけの物語と思っていたら、さいごには性愛のエゴむきだしの関係が暴露されるちょっとたいへんなお話である。作者は恋愛のそれぞれの思惑やエゴ――人間の心の闇を暴きたかったのだろうか。あまり切なさや哀しさを味わわせるだけのすっきりした物語ではありません。

ゆうべ、もう恋なんかしないと誓った 恋人はいつも不在 キスよりもせつなく 彼の隣りの席 あなたへの日々
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うえしん

Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。ビジネス書、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、精神世界、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

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