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03 05
2006

おすすめ本特選集

『「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない』 デビー フォード

「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない
デビー フォード Debbie Ford 小林 由香利

「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない

 「嫌いな他人とは自分自身のことである」――このことを自覚するのはむずかしい。他人と自分はまったく別物と思うからだ。しかしなぜ他人の嫌いなところが感情的にひっかかるのだろう。それはその嫌いな部分が自分自身にあることを認めたくないからである。

 これはユング心理学でいう「影の部分」である。自分の嫌いなところを自分から隠そうとすると、他人に見つけてしまうのである。そうして人は自分の嫌悪感を排斥したいばかりにずっと影の部分と無益な闘いをおこなうことになる。

 この影の部分のとりもどしは前からの私のテーマだった。でもなかなかよくわからないのである。それでこの本が出ることになって、よりいっそうの理解を深めることができるようになったと思う。

 たぶん認識の失敗があるのだと思う。心の中には自分も他人もない。ただひとつの心があるだけである。しかし人はそのひとつの心を自分と他人に分けてしまう。気に食わない部分、あったら困る部分は都合よくぜんぶ他人に与えてしまう。しかしその捨てた部分はオバケのように他人の姿にあらわれ、ずっと自分の嫌な部分と闘いつづけるというわけである。オバケが消えるのはそれが自分だと、自分の心だと、わかったときである。

 なおこの本では悪い部分の投影だけではなく、よい部分も投影されていることを教えてくれる。あなたがある人に偉大さを見るとするのなら、それは自分自身の偉大さである、つまり影の部分であるということである。影は善悪両面で成長のためのきっかけを与えてくれるのである。


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