『大富豪になる人の小さな習慣術』 ブライアン・トレーシー
大富豪になる人の小さな習慣術
ブライアン・トレーシー

富豪になるための本というよりか、成功哲学のエッセンスを集めてきたような本だな。
「あなたの現在、そして未来は、すべてあなた次第。現在あるあなたは、これまでに通過してきた選択、決断、行動の積み重ねだ。生きかたを変えれば、未来は変えられる。あなたがなりたい人物像、あなたが達成したい目標に、より近づけるような選択、決断をすればいい」
ということでお金持ちになりたいのなら、お金持ちと同じ考えかた、同じ感じかた、同じ行動を心がければいいということだ。単なる法則であるという。「ひとつの行動をくり返すうち、人は奴隷となる。最初は自分で選んだはずが、いつの間にか従属しているのである」。だからよい習慣を選択すればいいという。
「世の成功者は、成功を――前もって期待する。幸せな人は、幸せを期待する。人気者は、他人から好かれるのを期待する。彼らはみな、どんな場面でも何かいいことが起こると期待する習慣を身につけている」
「固定観念によって事実が生み出される。つまるところ、あなたは見たものを信じるのではなく、心の中で信じるものを見るのだ。
固定観念のなかでもっともやっかいなのが「自己制限」の固定観念。それが強まると、あなたはたえず自分を「安く見積もる」ようになる。目標をかかげても早々にあきらめ、さらには周囲の人間に、自分にはこれこれの素質や能力が欠けていると話すようになる。ここにいたって、思い込みは現実へと変わる」
「対応の法則。外界は、内面を写す鏡である。ちょうど、三六〇度を鏡で囲まれているようなものだ。どちらを向いても、映るのは自分の姿。あなたが他人に見せるのと同じ態度を、他人もあなたに見せる。肉体に関するあなたの考えかたが、健康習慣や外見に反映される。人間関係に関する考えかたが、友人や家族とのつき合いかたに反映される。成功や富に関する考えかたは、仕事や物質面での収穫に反映される。心の奥底にひそむ考えが、そのまま表われているのだ」
ということでこの本ではお金持ちの習慣をマスターするようなプログラムが組まれているわけだ。いまいちな本だった気もするが、自己啓発の前向きな言葉のシャワーはすこしでも浴びたほうが得というものである。著者のいうとおり、自分の考えかたが、自分や人生を決めるのだから。
さいごに「他人とうまくつき合うための習慣」の章から。
「自尊心を満足させ、ひとかどの人物として扱ってくれる人の言動に、自己愛と誇りをかきたてられ、幸せな気分になれる。あなたの務めは、話し相手に、価値あるたいせつな人物だという自覚を与える「対人関係のエキスパート」になることだ。あなたはどこへ行っても歓迎されるだろう。みなに敬愛され、とりまかれるだろう」
「不幸というものは、大部分が、過去のネガティブな体験を乗り越えられないところからきている。まるで炎に薪をくべるように、大事に燃やし続けているのだ」。だから赦して水に流すことがたいせつであるという。
「ぼくは絶対に恨みを抱え込まないんだ。だって、こっちが恨みを抱いているというのに、あっちは踊っているんだよ!」。この対象も赦すことが重要なのである。
「四番目に赦すのは、あなた自身だ。過去の意地悪な行為、無意味な行為、浅はかな行為、馬鹿げた行為、残酷な行為について、自分を責め続ける人がいかに多いことか。自分自身を赦して、過去を水に流そう」
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コメント
確立された資本主義の世の中で、愛を叫ぶ
お金とはうまいしくみですね。
ありがとうございます、たいく〜んさん。
うえしんです。
金持ち本を何冊か読んで発見したのは、お金とは利他行為のご褒美みたいなものということです。よくこんなうまくできたしくみができたと思います。利他行為によるお金がなければ社会で生きてゆけない。利己的行為の歯止めみたいなものですね。
大金持ちというのは、お金は極力つかわないみたいです。散財していたら貯まりませんものね。豪華な消費をする人はじつは資産をもっていないみたいです。
お金の上手な使い方というのは、やはりいいサービスや商品を与えてくれた人に対する拍手や応援として使うのがいいのかなと私は思います。あなたのサービスに感謝しますということで。
たいく〜んさんのハンドルネームは「若き富豪」なんですか。マーフィーによると潜在意識に私は金持ちだと思い込ませたら富豪になれるみたいです。挑戦してみますか(笑)。
YouTubeはいいものですよね。とくになつかしい映像や音楽が聴けるのがいい。しかもTVとちがって、ぜんぶ自分の都合で見れます。これはいったらTVの権力の力を、個人が手に入れたようなものです。マスコミの力がこのような動きによって崩壊してくれればいいのにと私は思います。
ツーリングは山奥がひたすら好きです。なんか昔にタイムスリップした気分になれますし、けっこう歴史や時代への興味をなぜか山奥から感じさせられます。また山々に隠れて暮らすような生き方も憧憬をかりたてるかもしれません。そういう私の興味の意味を掘り下げたいなと思っています。
それではどうも。ありがとうございました。
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一連の書評・エッセイを読ませて頂いて、前向きに社会と関わる態度、そして過去にとらわれずに現在を生きることの大切さを痛感しました。
お金は使われることを望んでいるのかもしれませんね。
芸能人やスポーツ選手、作家の中には、お金を上手に使って人生を心から楽しんでいる人がいます。彼らは総じて魅力的ですね。
残念なのが、そういう人が日本の財界には少ないという事で・・・。政界には石原都知事がいますけど。
海外ですと、ヴァージンのリチャード・ブランソンは最高にカッコイイ生き方していると思います。
ビル・ゲイツにしても、彼を 「悪魔」と捉えるか「世界一、努力した実業家」と捉えるかでは、世界観がガラリと様相を変えますね。驚きです。
ご存知かもしれませんが、僕のハンドルネームは「若き富豪」という意味です。いつか、そうなれる日を願っているのですけど・・・・
日本語の「大君」が英語のtycoon となったとは面白いものです。
では、暑い日が続きますが、これからも書きまくってください。楽しみにしています。
追伸
You Tube はうえしんさんのサイトで初めて知りました。
海外の貴重な映像が見れることは革命的だと思います。
ツーリングのレポートも面白いです。
やはり、関西は田舎の風景にも歴史がありますね。僕は民俗学に興味があるので羨ましい限りです。