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10 08
2016

主体性の剥奪

子どもがかわいくなるマンガ――『子育てハッピーたいむ ①』 太田知子

492525345X子育てハッピーたいむ 1 ななとひよこの楽しい毎日
太田知子
1万年堂出版 2010-11-16

by G-Tools


 子どもや子育てがとてもかわいくて、楽しめるマンガである。ほのぼのとした愛らしい気持ちにさせてくれる。

 親子関係のダークな側面の本を読んできたが、かわいい、いい面もしっかり見ないとね。子育てのふつうの日常や驚きが、ほのぼのと描かれていて、子育てをこれから迎える人にはいいマンガになるのだろうね。

 子どもがかわいく思える心情というのは、本能なのか、後天的なものか、習得的なものなのか。すくなくとも接触がないと感情がわからないので、子どもが生まれるまで子どもと接したことがないようなお母さんにはこのようなマンガも接触の機会をあたえるのだろうね。

 わたしがいちばんおもしろいと思ったのは、6ヶ月のひよこが、手に握ったガラガラの音に驚き、離そうとしても離れずによけいに振り回して、大きな音で泣きわめくシーンである。幼児はまだ手の神経がいきわたっていないのか。

 幼児はだれもいない空間にあたかも人がいるような行動をしめすことが、ななとひよこのふたりともおこしているのだが、これはなんでしょうね、好奇心が刺激されますね。

 お姉さんのななは食が細く、むりやり食べさせられることにうんざりしていて、妹のひよこは貪欲で、母のこさじを拒んでお椀に食らいつくような違いがある。

 ひよこはお父さんがきらいみたいで、チューしようとしたら大声で泣き叫んだり、お父さんの洋服に含んだお茶を吐きかけたり。

 かわいさやおもしろさ、愛情にあふれた子どもたちの行動日記みたいなマンガである。ほのぼのした気分になる。

 子どもがかわいく思える気持ちというのは、じっさいの接触やこのような情報によって、つちかわれる部分もあるのでしょうね。子どもに接触することの少ない大人は、子どもへの愛情も育ってこないのではないでしょうか。

 親子関係の本を読んできたが、そろそろタネが尽きてきたかな。


 ■著者のブログ「太田知子の毎日プチハッピー♪」
 ななちゃんが、中学になっておばあちゃんの家にひっこしたそうですね。かわいい子どもとの日々もあっという間。


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