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05 08
2016

セラピー・自己啓発

GW明けに鬱にならないための根本的な頭の切り替え方

 楽しくて、自由な日々だったGWも今日で終わり。

 今日で連休が終わりだ、明日から仕事だと思い出して、じょじょに憂鬱度が増している方もいるのではないでしょうか?

 わたしもそういう魔境にすっかり陥りそうになるので、できるだけそういう思いや思考を捨てるようにしています。


 GW明けに鬱や五月病になる人は、瞑想を知っているわたしから見れば、憂鬱になることでなにかが解決すると思う「信仰」をもっているとさえ思えます。

 いやな気持ち、憂鬱な気持ちになれば、この気持ちやいやなことから解放される、そんな風に思っているにさえ見えます。

 「感情信仰」という風しかないものに陥っていると思えます。

 憂鬱になれば、いやな気持になれば、憂鬱な気持ちやいやな仕事から解放されるでしょうか?

 そういう気持ちになれば、いやな義務的な仕事や学校は、消えてなくなるのでしょうか?

 憂鬱な気持ちになれば、なにかから解放される、解決されるという「信仰」をもっているように思えます。


 感情というのは、「魔術」だとわたしは思っています。

 感情的に思いっきりなにかを思うことによって、それがなくなったり、解決すると思う「魔術」のような信仰です。

 でも感情って、なにも解決もしませんし、解消もしません。

 感情は自分をいやな憂鬱な気分に陥らせるだけで、なにひとつ外界は変わらない「魔術的試み」(byサルトル)だと思います。


 このような感情に魔術的な信仰をもつにいたったのは、対人関係においては一定の効果をもったからだと思います。

 自分が怒っていたり、悲しんでいると、他人が行いや言動を改めてくれたり、心配や気にかけてくれて、他人は変わってくれたからだと思います。

 でもそれは他人が変わってくれるだけで、その他の物事がいっさい変わることはありません。

 感情というのは自分が怒ったり、悲しんだりする「広告塔」や「メッセージ板」となることによって他人にメッセージを示して、他人が変わってくれるための自分自身をメッセージの道具にすることです。

 人間以外のものごとに対して、いっさい効果も影響もない自分のメッセージ化、情報化でしかありません。

 いわば自分を感情の炎に焼かせて、自分が苦しんでいることを他人にメッセージして、他人を変えさせるための伝達手段です。

 他人や外界が変わらなければ、自分を感情的な業火に焼かせる自己罰則や自虐にしかなりません。

 感情は自分を苦しめて、ぎりぎり自分を感情の炎に焼かせて、他人を変えようとする魔術的試みです。

 変わらない外界のものごとにたいしてそれを用いることは、抗議の声を電信柱に向かって訴えているようなものです。


 感情って「おバカな」試みなんです。わかっていただけたでしょうか。

 ならばそのような魔術的な無益な試みをしないようにする方法は、どのようなものでしょうか。

 それが瞑想という方法です。

 思考を捨てることです。考えないことです。頭を空っぽにすることです。

 そのことについて考えないようにすればいいのです。

 感情というのはものごとを考えることによって、思考によって、言葉によって生まれます。

 あなたがなにも考えなければ、頭の中で言葉や回想をしなければ、感情は生まれません。

 だから思考は捨てる、流す、相手にしないという方法が、憂鬱な気分を吹き飛ばすのには有効なのです。

 自分を憂鬱にさせて、外界を変えようとする無益なおこないをやめさせたいのなら、思考を捨てることです。

 
 でもことはかんたんに運びません。

 思考を捨てると気軽に思っても、思考の襲来というのはそれこそ「魔術的」です。

 あなたは考えまい、憂鬱に陥らないと思って、思考をシャットアウトしようとしても、ぎゃくにますます思ったり、考えたりすることの襲撃に悩まされることでしょう。

 思考というのは、自分の意志や思いと関係なく、自動的、継続的に頭の中に沸いてくる「永遠の泉」のようなものです。

 そこで瞑想の訓練――思考を流す、相手にしない、客観的にながめるという訓練がいつまでも必要になるというわけです。

 でも感情はバカらしい、自分を痛めつける愚かな試みだと腑に落ちた方は、瞑想が必要な理由がしっかりと理解できたと思います。


 GW明けにいくら憂鬱な気持ちになったとしても、仕事や学校がなくなったり、いやな気持が解消されるということはありません。

 感情の業火に身を焼かせても、外界のものごとはテコでも動きません。

 変えられないものは感情的に憂鬱やいやな気持ちになっても、なにひとつ変えられません。

 ならば感情的にいっさいならずに、たんたんとそのとき、その時間を過ごすしかありません。

 憂鬱になってもなにひとつ変わらないなら、感情の効果なんていっさいないことを知って、ムダな試みを断つしかありません。

 仕事にロジックな不満や不快感をもっているなら、それはロジックな対策を考えるべきです。ただ感情的に不快な気持ちをもったとしても、それを相手にすることは電信柱に対するような無益なことです。

 頭を空っぽにして、感情的な憂鬱に陥らないように、GW明けの日々をたんたんと過ごしたいものですね。



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4393710312リチャード・カールソンの楽天主義セラピー
リチャード カールソン
春秋社 1998-12

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483795572Xどう生きるか、自分の人生!―実は、人生はこんなに簡単なもの
ウエイン・W. ダイアー
三笠書房 1999-09

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