HOME   >>  販売・アフィリ  >>  納得感うすい――『キミがこの本を買ったワケ 』 指南役
12 29
2015

販売・アフィリ

納得感うすい――『キミがこの本を買ったワケ 』 指南役

4594061575キミがこの本を買ったワケ (扶桑社文庫)
指南役
扶桑社 2010-03-02

by G-Tools


 消費の理由について迫った本だが、この本を書いた人たちの行動理由があまりにも自分とかけはなれていると思える本だった。

 広告畑のライター集団なのか、広告好きゆえに広告に釣られるような行動が多いのだが、わたし的には?な行動主観が多いように感じられた。オスカー作品賞とカンヌ広告祭、どちらを選ぶと聞かれて、著者は広告祭を選ぶのだが、ふつう人は映画のほうだろう。

 著者はカツカレーがとつぜん食べたくなる時があると聞くのだが、わたしは衝動的になにかが食べたいとはあまり思わないほうだし、あったとしてもカツカレーではないし、楽しみにしていた北川悦吏子の「最後の恋」でとつぜん魔法のヴェールがはがれたといわれてもわたしにはわからないし、クラスの四番目のかわいい子がモテるといわれても、ほんとかと思う。なんか主観的な決めつけが押し付けられる感覚がいやな本。

 「ディスカバージャパン」で女性たちが旅行に出かけた理由を「暇すぎたんじゃないだろうか」というあたり、がくんと信用を落としたね。もっと、もっともらしい理由を推察できないのか。

 100円ショップでバイトの女の子の貧乏な生活を想像してしまって、100円一品だけの買物なんてできないというのだが、わたしはそんなこと一度だって想像したことないぞ。

 まあ、買物の主観的理由があまりにもかけはなれているというか、ズレている話を聞かされる本だ。

 クチコミで買うことはないという話や、親切にされると二度とその店にいかない、といった話は参考になるかもしれないが、全体的は違和感を感じることの多い本であることには変わりはない。

 人の消費理由、買う理由は人によってあまりにかけはなれていて、主観的世界はそれぞれの筋道が渦巻いているということなのでしょうか。もうすこし客観や大勢の傾向をつかめる本であったほしかったということになるでしょうか。


「売る」広告[新訳]シュガーマンのマーケティング30の法則  お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとはアイデアのつくり方消費者に無視されないアンダー・ザ・レーダー型広告手法全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

関連記事
Comment
Trackback
title>
Trackback URL
Comment form









管理者にだけ表示を許可する






google adsense
全ての記事を表示する
ブックガイド特集
月別アーカイヴ
プロフィール

うえしん

Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。ビジネス書、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、精神世界、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

twitterはこちら→ueshinzz

FC2カウンター

Page Top