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08 22
2015

セラピー・自己啓発

外界になにがおころうと、心の「天国」をつくれ!


 多くの人はいやなことや心配なこと、腹の立つことがおこったら、そのことばかり考えて気分を暗くしてしまうものである。

 外界の出来事に打撃をうけて、ふりまわされ、そのことばかり考えて、うちのめされた状態になる。

 外界に支配され、外界に拘束され、出来事のたびにうちのめされる。

 心は外界の出来事に囚われ、ふり回される。心は外界に依存しすぎているのである。


 外界の出来事に支配されないために、思考を捨てる、思考を流すといった瞑想をおこなう方法もある。ストア哲学や禅、仏教、トランスパーソナル心理学、一部の自己啓発がすすめる心のもち方だ。

 これは考えることを断ってしまい、悩みの継続をシャットアウトするので、とてもパワフルな方法になる。

 思考がなければ、悩みはない。言葉がなければ悩む手段もない。

 時間で切るという方法もある。過去や終わったことをいっさい考えないという方法だ。なぜなら過去は終わってしまい、二度と戻ってこないからだ。過去を反芻しなければ、たいていの悩みは消失してしまう。思考は終わってしまった過去、もう存在しない過去を目の前にあるように「創造」することができる。

 だけど、思考の噴出というのは強力なもので、気づくとすぐに悩みの思考にまいもどっている。瞑想にはこの強力な思考の自動装置に負けてしまうことが多々あるので、いっぱんの人はすぐ瞑想のテクニックを放り投げることになってしまう。

 また瞑想は外界に開かれすぎた態度をつくりだしてしまうものである。思考は他人や外界の壁をつくりだす。ものを考えることに集中していると外の出来事に気づかなくなっていることがある。頭を空っぽにする瞑想はそういった外界や他人の壁を全開オープンにしてしまう欠点があり、思考の遮断機能を有効に使えなくなる。他人との壁を思考はつくるのである。


 ほかの違う方法として、「アファーメーション」という方法がある。自己宣言文、自己暗示をずっと自分にささやきかけるというものだ。

 おもに自己啓発や心理学の一部でしか用いられていない方法だが、外界の支配からの離脱には一定の力を発揮するのではないかと思っている。

 アファーメーションは、

「わたしはしあわせだ。わたしはできる。きょうもすばらしい一日になるぞ」

 といったポジティブな言葉や肯定的な言葉を自分に言い聞かせつづける、ちょっとバカらしい、恥ずかしい、効果が信じられないといった弱みももつが、外界からの遮断という意味では、なかなか効果を発するのではないかと思う。

 瞑想では幸福や肯定的な気分といったものはつくりだせない。しかしアファーメーションでは積極的にそれをつくりだそうとする。幸福で楽しい気分を自分でつくりながら、なおかつ外界の出来事から切り離すのに一定の効果をもつ。

 肯定的な言葉をつぶやきつづけていると、いま現在おこったいやな出来事の反芻、出来事の衝撃をくりかえさないために容易にスルーできる。これは仏教でなら、念仏をとなえることと同じだ。同じ言葉をつぶやきつづけることは、思考のシャットダウンの効果がある。

 いやな出来事、衝撃なことがおこったさい、なにかひとつの言葉をつぶやきつづけると、その思考の反芻を防げるので、悲しみや不快感に襲われることが少なくなる。初動のシャットダウンは効果が強い。一度、おためしあれ。


 アファーメーションは効果をどれだけおよぼすことができるか、いささか弱い気がする。いくら「わたしは楽しい気分だ。うれしい気分だ、うきうきする」と言葉でいっても、そうやすやすとそういう気分にはさせてくれないものだ。

 でもしっかりと自分で気分をつくりだすことができるのなら、外界からの切り離しという点で強い効果をもたらすだろう。

 外界の出来事から心理的な影響を断ち切る、この方法はとても大事なことだ。外界の出来事に依存しすぎていると、外界でなにか出来事あおこるたびに激しく心をゆさぶられることになる。

 気分を自分で「創造する」ことができるようになることは、人としての成長の大きな価値になる。外界になにがおころうと、楽しい、明るい気分を保てる。「心の中に天国をつくる」ということだ。

 外界の出来事にふりまわされ、悲しい不幸な気分に襲われることは、心の中に「地獄をつくりだす」ことと同じである。

 心というのは自分がつくる「創造物」なのであり、人はそれを自分でつくっていることに気づかずに出来事のせいで悲しい気分になったと思っているのだが、考え方や解釈という自分でつくりだすものが、自分を悲しませているということに気づかない。

 心や気分は自分が「創造」しているものである。自分で創りださないことには、心に「天国」をつくりだせない。

 出来事や外界にふりまわされることは、みずからが自分の心の中で「地獄をつくりだしている」ことと同じなのである。心の気分や思いは自分が「創造」して、自分に「気分を味わせている」という基本に人は気づかないから、出来事や外界に悲しい思いをさせられたと勘違いし、外界に拘束され、外界に翻弄させられてしまうのである。

 心は「自分」が創造しているものである。けっして外界がつくりだしているものではないことに気づかないと、外界になにかがおこるたびに激しく気分をゆさぶられることになる。外界から独立して、心の安寧や安心をもちつづけることなんて不可能だ。


 そういった意味で「引き寄せの法則」やジョセフ・マーフィーの言葉は、心に天国をつくりだす方法として、ひじょうに役立つものである。

 引き寄せの法則は思うことや願うことは叶う、引き寄せられる、宇宙の絶対の法則だという。幸福や充足を感じていないと、同じようなものは引き寄せられない。不幸や貧しさばかり思ていると、おなじような不幸や貧乏ばかり引き寄せてしまう。

 引き寄せの法則は、心に「天国」をつくるためのひとつの「方便」、よくできたしくみといえる。楽しい、うれしい気分を保っていないと同じような幸運はやってこないのである。「心の天国の強制装置」である。


 心や気分は自分が「つくりだすもの」である。外界や出来事にそのままもたらされるのではない。自分の考え方や思いが、不幸や悲しみをつくりだしている。「自分こそ」が創造しているものである。

 幸福や楽しさは自分からつくりださなければならない。外界やなにかの機会がはこんでくるものではない。自分からつくりだし、創造するものである。出来事が幸運を運んでくると思っていると、外界の出来事にふりまわされ、うちのめされることの連続になる。

 幸福や楽しい気分は自分でつくりださなければならないのである。気分は明るく楽しいものに保たなければならない。

 天国や地獄は自分がつくっているのである。



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戦争反対!

お久しぶりです。

今日、ネットで国家資格(FP)の事を調べていたら、偶然、下記のサイトを見つけました。

紹介します。


東大六郎氏の『勉強すれば人生変わる』。

とても面白い!
一気に読んでしまいました。

では、また。
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