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08 15
2015

販売・アフィリ

カタログ通販からアフィリの方法をたくさん学べる

 雇われる仕事から抜け出したくて、たまにアフィリ熱が燃え上がるときがあります。数年前にひとつアフィリ・ブログをつくったのですが、つたなさのあまり三ヶ月ほどで撃沈。

 こんかいもアフィリ熱があがってきたので、ひとつアフィリ・ブログを立ち上げました。あまりくわしくないジャンルですが、最適な雑誌や本を探しまくって勉強したりしています。

 アフィリ・サイトというのはゼロから自分で店をつくることに似ています。ヴァーチャル・ショップを運営しているつもりになったら、いろんな既存の業種から学べることがあります。

 アフィリサイトは、すぐれた商売の勉強や社会勉強の特訓になるとおどろかされます。販売やキャッチコピー、広告といったジャンルからも学べますし、そもそもモノやサービスを売るという仕事の根本を学べる社会そのものの勉強ともいえます。ゼロからつくりだすことも、社会勉強や社会そのものを深く問いなおすきっかけになります。

 雇われて使われる関係で仕事をすればあまり自分から進んで探究したり、深く問うたりしないですが、自分から稼ぐという方向で仕事をしてみようとしたら、いろんなことを勉強したり、問い直すことができるのだと強く実感しております。

 アフィリはほかの実物店舗とどう違うのか、ネットショップとどう違うのか、役割と用途の違いはなにか、どの商品を選べば売れるのか、お客さんはどんな商品、情報をほしがっているのか、知らなければならないことがたくさん噴出してきます。

 とりあえずいろんなことを決めていなかったり、わからないまま、やりはじめると、いろんな問いに直面せざるをえず、無知とゼロからはじめることは、根源的に学ぶ機会をおのずと生み出す優れた機会になってくれます。とりあえず船出することがいかに学ぶ渇望を自分に生み出してくれるか、とても感謝できることだと痛感しています。


 ネットでのアフィリはまたカタログ通販とひじょうに近しい業種でもありますね。アフィリはじっさいにモノを仕入れませんが、ネットショップはほぼカタログ通販と同じようなものですね。カタログ通販からアフィリが学べるということで二冊ほど通販の本を読みました。






 
 斎藤駿の『なぜ通販で買うのですか』は図書館で飛ばし読みと部分通読だけしましたが、これはかなりひきこまれました。岡崎太郎の『売れるしくみはこうつくれ』はざっくりと通販業界のことがわかる感じ。

 いずれも2004年と2003年刊行の本なので、もう十年たったいまではネットショップ・ECサイトが盛んで、状況は激変していると思いますが、斎藤駿の本はいまでも読みごたえがじゅうぶんにあると思います。

 斎藤駿という人は『通販生活』の社長で、なぜ手にとって見ることができない通販でモノが売れるのかという根本的なことを問うています。これはアフィリ、ネットショップでも通じると思いますが、手にとって見ることができない通販やネットでどうしてモノが売れるのか、あなたははっきりと言葉にすることをできますか。意外になぜかといえなかったりしませんか。

 それを理解してゆくことになった通販生活での仕事やある出来事の反省などが語られてゆくのですが、この部分はひじょうにひきこまれるものがあります。


 まあ図書館での飛ばし読みで自分の解釈で合っているのか心もとないですが、もう70年代ころから手にとることができないテレビショッピングでもすでに注文が殺到する時代になっていたということです。

 通販の強みはその使用価値を言葉や文字、写真で説明できること。

 実物の売り場ではどのように使い、どのように役立つのか、言葉で語られずにただ寒々しく陳列されているだけですね。ある意味、説明不足の商品がごろんと並んでいるだけ。使用価値や使用用途などをあまさず説明できるのはカタログや通販のほうが強いのではないですか。

 実物の売り場はじつは情報が欠落したり、体験や経験を知ることができないという弱みがぎゃくにあるのではないですか。これは説明や使用体験をじっくりと言葉と写真で説明できるカタログやネットにはおおいに劣ることですよね。

 カタログや商品説明を雑誌などで先に読んで、実物の店舗で買うという行為がすでにネット以前からおこなわれていて、実物の店舗は目で見た感やじっさいの体験をたしかめたりする「後確認的」なものになっていますね。これはもう通販やネットがリアル店舗に勝っていたということではないでしょうか。

 通販はリアル店舗の情報欠落をおぎなえる情報量をカタログに載せることができるから、手にとって見ることもできなくても、売れる要素はあったということですね。説明や写真で、実物より魅力的・魅惑的に見えることもありますね。紙面やネットは現物をただ見るだけよりもっと魅力的に見せることができるのですね。

 目に見えて、手にとることの理解度の「信仰」や「神話」がいまだに強いと思いますが、紙面やネットで言葉と写真で説明することはそのリアル空間での情報量をはるかに凌駕した情報を見せることができるのではないですか。

 一度だけわたしはプロ野球をナマの野球場で見たことがあるのですが、テレビの実況中継がなくて、ゲームの進行状況が説明されなくて、どこかでキャッチボールをやっているような空っぽさを感じたことがあります。手にとって見ることのできる実物店舗もそのようなものではないでしょうか。


 この本のもうひとつの大きな山場は、通販で売れ行きが好調な斎藤社長が、誇大広告によってお咎めをくらうエピソードではないでしょうか。「売れればいい」とか「商品やメーカーを信頼しきっていた」ということがあって、実証がおこなわれることはありませんでした。

 モノを売るということはお客様に信頼してもらうということがひじょうに大事なのに、効用の確認がちゃんとおこなわれないで誇大な宣伝をそのまま信頼してしまうという過ちを犯してしまいます。このことは「売ることの責任」というものを、斎藤社長に強く反省させるきっかけになったということです。

 ただでさえ人目にふれない通販の関係において、信頼を失墜することは致命的です。いい加減な気持ちで商品を選ぶことはできないのですね。アフィリはともかく儲けるという気持ちが先に立って、お客様との信頼関係、謙虚さといったものが疎遠になっているきらいはありますね。


 アフィリサイトで儲けようとすることはいろいろなことを深く問い直せざるを得ません。ネットで金銭の儲けの関係を入れていいのかという倫理的な問題もまだわたしの中にありますし、読者の方だって儲け主義に走ったと思われるブログの中の人に懸念を示す人もいるでしょう。

 でもじっさいの仕事の販売や営業で、強引なセールスや無理な営業を強要されるような仕事関係をリアルに経験している人はいくらでもいることでしょう。ネットはどうしてマジメとされる仕事が、強引な金儲けと非難されやすいのでしょうね。


 まあこの書評サイトは儲け主義というより、趣味のサイトとしてまだ運営してゆくつもりです。儲け主義の人格はほかのサイトでためしてみようと思ってます。いや、というより、お金をなんとか稼がないと生きてゆけません。お金を稼ぐという中にも、強固な倫理観や道徳観を保ちつづけることはひじょうに大事なことだと思っておりますが。

 アフィリだって、実物の社会道徳や倫理観が根本にないとお客様に信頼されることなんてありませんよね。アフィリの状況はそれが欠落した前のめりの気持ちだけが目立っているのかもしれませんね。


 まあアフィリで儲けようと思ったら、仕事や社会との関係を根本から、ゼロから問い直さざるを得ない疑問や渇望につきあたります。この渇望はひじょうによい体験だと思います。

 雇われて漫然としている仕事からはぜったいに突き当たることのない疑問や渇望です。

 アフィリサイトを立ち上げることは最適な社会勉強、商売の基本を学ぶことになるので、学生でも社会勉強のためにしたほうがよいと思えるほどですが、教育はいいのに儲けること、稼ぐことは未成年がやるべきではないという本末転倒な考えがあるために、学生は自分で稼ぐ方法もしらずに社会に出て、安い労働単価で既存企業の食い物にされるのだといえそうです。


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