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08 02
2015

セラピー・自己啓発

自己イメージが人生を制限する――『「言葉」があなたの人生を決める』 苫米地英人

「言葉」があなたの人生を決める
苫米地英人 
フォレスト出版 (2015-02-19)



 そうだよなあと思う。

 自己イメージが人生を決めてしまう。「私はこの程度の人間だ」「私はこのくらいがふさわしい」と思っていると、そのとおりの人生を送ってしまう。

 人は自己イメージどおりの人生を演じるのである。「私はこのくらいの能力の人間だ」しか思えないと、その制限どおりの人生を生きてしまう。

 大事なのは自己イメージである。萎縮した自己イメージしかもてないと萎縮した人生しか送れない。制限や不遇をつくっているのは、自分の自己イメージである。

 それでこの本の帯になっている「アファメーション超入門」となるわけである。アファメーションとは自己に肯定的な言葉をくりかえしとなえることである。それがどれだけ効くかわからないが、この本の原理的なことはそのとおりだと思う。

 苫米地英人という人の本ははじめて読んだ。キャリアが華々しいのだが、本がいかにもいかがわしい。まあ、めちゃくちゃなことをいっているわけではない。

 スコトーマだとかエフィカシーだとか、コンフォートゾーンだとか、英語をそのまま使っていて、意味がなかなか根づかないうちに乱用されると意味が通らない。

 この本はアファメーションの大家といわれるルー・タイスの『アファメーション』という本の入門書となるようである。解説書より、原書を読むことがよっぽどためになる。

 自己イメージの制限については、シュワルツの『大きく考えることの魔術』という名著がある。自分を価値ある人間だ、大きなことをなしとげる人間だと思わないと、なにもなしとげない人生を送る。苫米地の本はこの書と通じるものを感じた。心理学の交流分析には、「人生脚本」という理論があって、これも同じことだね。

 アファメーションの効果を期待して読んだ本なのだが、原理の解説が多くて、アファメーションの実例はほとんどない。実例を読まないとアファメーションは使いようがないのだが、それは実践編とかの続本にひきつがれているのかな。


アファメーション
アファメーション
posted with amazlet at 15.08.02
ルー・タイス
フォレスト出版



「言葉」があなたの人生を決める【実践ワークブック】コンフォートゾーンの作り方【聴くだけで目標達成できる!CD付】~図解TPIEプログラム~大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある人生ドラマの自己分析 交流分析の実際望めば、叶う


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