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07 11
2015

セラピー・自己啓発

言葉で明るい気持ちになれるのか?

 鬱です。人生が終わってしまうような悲観的な思考のループに襲われていました。

 ということで鬱な気分をむりやり引き上げるために、明るくなる本を読んだり、アファーメーション(自己宣言文・自己暗示)の音声を聞いたり、くりかえし書いたり、つぶやいたりしています。

 効くのか、明るい気持ちになれるのかと疑問がきざさないわけでもないですが、鬱の気分から回復するためにはどんなものでもすがりつかざるをえません。なりふりかまっていられません。藁をつかむとはこのことです。

 明るい気分、しあわせな気分は、自分からつくれるようになりたいものです。というか、鬱や悲観的な気分から抜け出せないくらいになるのなら、自分から明るい気分をつくりだせるようにならないとそこから抜け出せません。

 引き寄せの法則やニューソートなどの自己啓発は、人生の結果や出来事は自分の気分が引き寄せるとなんどもいっています。ずっと明るい気持ち、幸せな気分を維持することが求められます。人生の結果、出来事はその気分の好悪によって決定されてしまうといわれています。明るい気持ちをいやでも保ちつづけざるをえません。

 でもいくらこのように脅されようと、人は悲観的な思考や鬱な気分におちこんでしまうものです。心の習慣、思考の習慣というものがネガティブや暗い気分にひきずりこまれるのが、多くの人の特徴でないかと思ったりします。クセというか、条件反射というか、もう固定されたリピートになっています。

 だからアファーメーションの出番です。アファーメーションは自己宣言文というもので、プラス志向や明るい言葉、成就されたことなどを自分に宣言して、暗示をかける言葉のことです。なんどもくりかえすことによって、自分の思考のクセ、習慣にしていかなければ根づきません。

 ふだんの日常の心のつぶやきや思いつきがアファーメーションの肯定文のようなものになるまで、くりかえし叩きこまなければ効果はありません。ふとした思いが肯定的、プラス志向になるまで、くりかえさないと効果がないといえます。

 ふだんの思考のクセが自分の性格や人生、選択をかたちづくっているといえます。「できない」と思えば、できるような行動をおこないませんし、「自分はダメだ」と思うとできるようになる努力をおこないません。「できる」と思えば行動に出るし、できないことでもできるようになる努力や思考をするというものです。人生の結果はこの積み重ねによって決定されてゆくものです。

 否定や悲観に酔っていればラクかもしれません。自分はなにも努力しなくていいし、ムリをする必要もありません。恥をかく必要もないし、苦しい思いをすることもありません。その結果はなにも手に入れられない人生、茫漠と過ぎ去ってしまった人生を得るだけになってしまうかもしれません。なにより鬱や不幸つづきになってしまうのはとても苦しい。

 ふだんのなにげない思考のクセが人生をかたちづくっています。思考のクセはバカにできないものです。気分は大事です。その気分こそが思考の連鎖をひきおこします。明るいときには明るい言葉、暗いときには悲観的な言葉が連鎖します。気分がその内容を連鎖させます。引き寄せの法則はこのことを考慮して、明るい気分でいることの維持を強調するのでしょう。

 肯定文や積極的な言葉を吐くことは気恥ずかしいことでもあります。ウソくさい、信じられないことのように思えます。だけどこのささいなつぶやきや思考の習慣が人生の結果や出来事を生み出してゆきます。わずかな違いが大きな結果の違いへと結びついてゆきます。言葉や思考は源流です。

 多くの人は勘違いしていると思いますが、気分や思考は出来事の結果、おこると思われていますが、気分が出来事の明るい面、暗い面を見せます。明るい気分でいれば出来事の明るい面を見れますし、暗い気分でいれば悲観的になってしまいます。

 気分というのは出来事の結果というより、出来事の捉え方の違いをつくっているといえます。気分は結果ではなくて、原因です。いまの気分が後にくる人生の出来事をつくっています。明るい人生を生きたいと思えば、出来事に期待するのではなくて、明るい気分をみずからもつようにしなければなりません。

 心配や不安をもちつづけるような心でいれば、そのような出来事はおこり、気分はますます不安になります。心配や不安の心の習慣はできるだけもたない、考えないにこしたことはありません。

 思考や気分は「想像力」でしかないのですが、人はこれを「絶対的な現実」だと思い込みます。「あれもこれも」想像できるし、楽観であろうと、悲観であろうと自由なはずです。しかし人は思考のクセにしたがって、自分の思いを「絶対的な現実」と思い込みます。

 楽観でも悲観でもどちらも選択できるはずです。でも人は自分の習慣を「絶対的なもの」と思い込みます。

 悲観を積み重ねた結果、鬱や不幸続きになって、人は悲観思考の落とし穴にようやく気づくのかもしれません。

 思考の習慣というものは強烈なものだと思います。反射的に無意識に思ってしまうものを、なかなか変えることはできません。数度、言葉でつぶやいたところで習慣づけられるものではありません。数ヶ月、肯定文や積極的な言葉をつぶやいて、ようやく習慣がかたちづくられるものだと思います。

 アファーメーションを一ヶ月くらいづづけています。でも言葉でそうかんたんには明るい気分にはなってくれません。「しわあせな気分だ、いい気分だ」といくらつぶやいても、なかなかそういう気分になってくれません。

 朝起きたときに肯定的な言葉を無意識につぶやけるようになった効果はあるかもしれません。ものごとの瞬間瞬間に肯定的なポジティブな言葉をすぐにつぶやけるようになる習慣はまだ根づいていないのかもしれません。でも悲観的な気分にイタイ目に合ったわたしはそういう面にもう陥りたくありません。

 悲観的な思考がどこにつれてゆくのか、たっぷり味わったあとでは、ウソくさくても、気恥ずかしいものであっても、肯定文、プラス思考はどれだけ必要なものなのか身にしみています。



▼たとえば、このようなアファーメーションをくりかえし叩き込んでいます。あくまでもわたし個人の一例で、自由に書き換え可能です。


明るい気持ちでいれば、いいことがいっぱいおこる。
明るい気持ちでいれば、いいことがいっぱいおこる。
楽しい気分だ。
楽しい気分だ。
幸せな気分だ。
幸せな気分だ。
楽しい。
楽しい。
うれしい。
うれしい。
私はツイている。
私はツイいている。
私は運がいい。
私は運がいい。
いいことばかりおこる。
いいことばかりおこる。
ラッキー。
ラッキー。
楽しくて仕方がない。
楽しくて仕方がない。
私は満ち足りている。
私は満ち足りている。
私はいつもプラス思考だ。
私はいつもプラス思考だ。
きょうもすばらしい一日になるぞ。
きょうもすばらしい一日になるぞ。
明日もいいことがいっぱいおこる。
明日もいいことがいっぱいおこる。
私は自分が好きです。
私は自分が好きです。
楽しいことがいっぱいおこる。
楽しいことがいっぱいおこる。
私はものごとのよい面を見ます。
私はものごとのよい面を見ます。
できる。
できる。
私はできる。
大丈夫、きっとうまくいく。
大丈夫、きっとうまくいく。
心配や不安はいっさい抱かない。
心配や不安はいっさい抱かない。
楽しい。
楽しい。
うれしい。
うれしい。
しあわせだ。
しあわせだ。
いいことばかりおこる。
いいことばかりおこる。
私はいつも気分がいい。
私はいつも気分がいい。



 ふだんの思考、心のつぶやきと比べてみてください。ふだんこのような肯定的・受容的な言葉をつぶやいているでしょうか。否定文やネガティブがつれてゆくところはドス暗い気持ちや、自分の気分が悪くなるだけです。


▼幸せのアファーメーション 連続動画



▼あれ、アファーメーションと銘打った本は少ないな。
「言葉」があなたの人生を決める今日1日のアファメーション―自分を愛する365日なぜ、あの人はうまくいくのか―自己説得の驚くべき威力私はできる! ―すべてをかなえる「おまじない」―すべてうまくいく 思考で治すヒーリングメソッド (角川書店単行本)


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この人の本などどうでしょうか。

自分もマイナス思考気味なところが
ありますが、斎藤一人さんなどの本
やユウチューブを見ると、いろいろ
ヒントがあります。彼は一時期、
長者番付にも乗ったことがある、
実業家でもあります。どうでしょうか。
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