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02 20
2015

セラピー・自己啓発

前向きな心をとり戻したいときに――『積極的考え方の力』 ノーマン・V・ピール

【新訳】積極的考え方の力
ノーマン・V・ピール
ダイヤモンド社 (2012-12-03)


 落ち込んだりしたときになんども読み返すことの多い元気の素になるロングセラーである。1952年に2000万部のベストセラーとなり、いまだに読まれつづけられている名著である。


「目標を立て、常に最善を期待しなさい。けっして最悪を思ってはいけない。最悪はあなたの頭から捨てなさい。最悪が起きるという考えを脳裡に入れてはいけない。最悪の概念を抱かないようにしなさい。なぜなら、あなたが心のなかに入れたものはなんでもそこで成長しはじめるからである。それゆえ、最善を心に入れなさい」

「あなたの心に、あなた自身の成功の図を組み立てて、そして、それが消えることのないように、強く印象づけなさい。この図をねばり強くもちつづけなさい」

「エマースンは、「できると信じる人が勝つのである」と言ったが、この自信と信仰を実行しなさい」

「常に確信に満ちた考え方をし、これを支配的な習慣にするならば、どんなことが起きてきても、自分はそれに打ち勝つことのできる能力をもっているのだという、強い確信をもつようになる。自信が現実の力の増加をもたらすのである」

「私の見失っていた鍵は、信じる訓練のないこと、積極的に考える訓練のないことだということを悟ったのでした」

 「幸福の習慣を発展させれば、生活は酒宴の連続となるだろう。…習慣は作りあげることができるものであるから、したがって幸福も、私たち自身これを創造する力をもっているのである。…幸福な考えのリストを作って、日に数回それをあなたの心に思い浮かべるのである。…あなたがその日にもつであろうと思う幸福の経験の図を、あれこれと心に描いてごらんなさい。この想像のよろこびを味わいなさい」



 こういった積極的でポジティブな言葉をノーマン・V・ピールはなんども浴びせかける。そして、なんども心を空しくする瞑想をおこなうことをすすめる。


「毎日、心を空にすることを実行しなさい。…まず自分の心からすべての心配を吐き出して空にしているものと考えなさい。栓をあけて水を流すように、すべての苦労の考えが流れ出ているのを心に描いてみなさい。…次の言葉を繰り返しなさい。「神の助けを得て、私は今、私の心からすべての憂い、すべての心配、すべての不安感をあけて空にしております」」

「心を空にすることである。一日に数回は、心の中から憤怒、怨恨、失望、挫折、困惑をすべて取り去ってしまうのである。もしあなたが規則正しく、しばしば心を空にしないならば、これらの不幸な考え方は、なにか大きな爆発手段が必要となるまで蓄積していくだろう」




 この心を空しくする瞑想のすすめは文中に4~5回は出てきて、ピールはこの心を空っぽにするおこないをひじょうに重視していたことがわかる。不安や心配、ネガティブな心が積もってゆく恐れはそれほど強いものなのだろう。

 ピールは信仰の力をなんども説く。信仰をもてないものはどうやって翻訳すればいいのか悩むが、確信すること、信頼することの力、なにかにゆだねる、捨てることの力を意味すると解釈してもいいのだろうか。

 私はこの本のだいぶ古い版で手に入れたが、ページがほつれてきて外れる部分も出てきた。新訳も出たことだし、新しい版を手に入れるべきなのか。


積極的に考える―自信と勇気が出てくる12の法則人生が驚くほど逆転する思考法―夢をかなえる人・あきらめる人 (知的生きかた文庫)自分のための人生 三笠書房 電子書籍大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性があるマーフィー 人生は思うように変えられる―ここで無理と考えるか、考えないかで… (知的生きかた文庫)


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