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01 21
2015

セラピー・自己啓発

効力ありませんでした――『一生折れない自信のつくり方』 青木仁志

4902222795一生折れない自信のつくり方
青木仁志
アチーブメントシュッパン 2009-11-25

by G-Tools


 どうなのだろう、わたしにはぜんぜん効力のない本に思えた。セールスのための本であって、心理学的な人間的な成長を示唆した内容でないかもしれない。

 著者がおすすめする本はナポレオン・ヒルやロバート・シュラー、ウェイリアム・グラッサー、ブライアン・トレーシーといった人たちで、まあこういった内容である。

 自信というのは「自分の価値や能力を信ずること。自己を信頼する力」といわれており、解釈や思い込みであり、自信の有無を決めているのは、ほかのだれでもない自分自身であると指摘されている。「自信がある」と思えば存在し、「ない」と思えばなくなる。そういったものなのである。

 願望をはっきりもっている人は強い意志をもって迅速・確実に行動する。ぎゃくに願望や欲をもっていない人は、「わたしなんか何をやってもダメだ」と思い込み、なかなか行動にうつせない。願望や目的をもつことがいかにたいせつか。

 自信は自分の思考が実現すればするほど大きくなる。それまでできなかったことが学習や訓練によってできるようになった。こういう成功体験、突破体験をしたときに小さな自信が生まれ、くりかえすことによって大きな自信につながる。小さな達成経験をつみかさねることが自信をつくるのである。

 「逆境は幸せの前奏曲。あらゆる逆境には、必ずそれと同等か、それ以上の成功の種が隠されている」。「新たな逆境が訪れると、「おお、またチャンスが来た」と思えるようになります」。これはたしかに思えるのだけど、逆境もまた苦しいものである。

 どうなのだろう、自信をつける本は認知療法のような心理学の本が合っているのかな。


自信をもてないあなたへ――自分でできる認知行動療法自信をもてない人のための心理学小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ (大和出版)自信を育てる心理学 「自己評価」入門まずは、自信をつけてしまえ!


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