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08 01
2013

書評 小説

苦痛でした―鏡のなかの鏡 ミヒャエル・エンデ

4006020317鏡のなかの鏡―迷宮 (岩波現代文庫)
ミヒャエル・エンデ Michael Ende
岩波書店 2001-01-16

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 エンデは『モモ』を読みたかったのだが、岩波少年文庫をなかなか見つけられず、この本を読んでみたが、ワケのわからない短編ばかりつづき、読みすすめるのが苦痛だった。

 『モモ』は映画を見たことはあるのだが、「時間どろぼう」という効率化をすすめる社会に警鐘を鳴らしたわかりやすい物語だね。エンデの言葉で読んでみたかったのだが、代わりに読んだ『鏡のなかの鏡』はあまりにも象徴や暗喩が読み込めなかった。

 エンデの代表作ともいわれるが、フシギでワケのわからない連作集でも苦痛にならなければ、読めるかもね。

 エンデはお金にもついて問い、「老いるお金」というゲゼルの思想をとりあげていたね。不況のときみんながサイフを閉めるからますます景気が悪くなるが、お金の価値がどんどん下がってゆくのなら早く使おうとするだろう。自然のなかで老いないものなんて、お金以外あるだろうか。

 エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」 河邑 厚徳 グループ現代

▼「お金だけはどうして無限で、不滅なのか」 「エンデの遺言」 NHK



モモ (岩波少年文庫(127))エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (講談社プラスアルファ文庫)ものがたりの余白 エンデが最後に話したこと (岩波現代文庫)自由の牢獄 (岩波現代文庫)はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))

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