HOME   >>  読書  >>  無料で読める。国立国会図書館の民俗学、哲学書等を独断でリストアップ
02 24
2013

読書

無料で読める。国立国会図書館の民俗学、哲学書等を独断でリストアップ

 国立国会図書館で明治・大正に出された本が公開されていますね。柳田國男や吉川英治など著作権の切れた作家が無料で読めるようになりました。「近代デジタルライブラリー

 どんな本が出されているのかとか、探す手間を省くためにわたしの独断でえらんだ本をリストアップ。

 古典的な本がお金をはらわなくても無料で読めるぜ。だけれど! 

 明治・大正に出された本はとうぜん旧かな使いとか古い文体なのでひじょうに読みにくいです。またわたしはPCで本を長時間読む体験になれていないのでどう読めばいいのかもよくわかりません。タブレット要かも。「フルスクリーン表示」で「幅合わせ表示」で読みやすくなるかな。

 岩波文庫で古典本を買えない貧乏な人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。こういうむかしに発売された本を明治・大正の人はどのような気持ちで対峙して読んでいたのか思うだけだけでも感慨深いものがありますね。古書でしか手に入らない本を探していた人には宝の山でしょうね。



 aiyoku.jpg

 『愛欲三千年史』 中山太郎 1935、昭和10年

 性風俗の引用で読みたくなった中山太郎ですが、いまは出版されていません。古本屋ではぼろぼろ本で八千円とかして萎えました。ここで読める。


 koninsi.jpg

 『日本婚姻史』 中山太郎 1928年

 中山太郎は夜這いを記述した赤松啓介くらいの評価はできるのでしょうか。


 『日本若者史』 中山太郎 1930年、昭和5年

 柳田が避けた性や差別をとりあげた民俗学者はどのような目線で若者を見たのでしょうか。


 imonotikara.jpg

 『妹の力』 柳田國男 1942年、昭和17年

 柳田國男は死後50年の著作権切れで著作が読めますね。


 『遠野物語』 柳田國男 1910年、明治43年

 現行の刊行物とかぶるわけですが、やっぱり旧かな使いとか古い漢字とかひじょうに読みにくいですね。


 『一目小僧その他』 柳田國男 1934年、昭和9年


 meijitaisyousi.jpg

 『明治大正史 第一巻』 柳田國男 1930-31年

 げんざい講談社学術文庫で読める本ですね。


 『山の人生』 柳田國男 1926年 大正15年


 『桃太郎の誕生』 柳田國男 1942年、昭和17年


 柳田國男はほかにもたくさん著作が読めますので、検索してみてください。


 kodaikenkyu.jpg

 『古代研究. 第1部 第1 民俗學篇』 1929年

 折口信夫は読んでみようかなと思っていましたが、ここで読める。


 「風俗習慣・民俗学・民族学」のカテゴリはこちらになりますので、好きな著作をさがしてみてください。


 ousyufuuzoku.jpg

 『欧州風俗大観』 山口誠太郎 編 1926年 大正15

 写真が多く、大正の人が欧州をどう見ていたのかという目線で見れますね。


 renaikan.jpg

 『近代の恋愛観』 厨川白村 1922年 大正11年

 大正にベストセラーになり、一大恋愛論が巻き起こったそうですね。菅野聡美の『消費される恋愛論』で知りました。


 『一夫一婦か自由恋愛か』 倉田百三 1926年 大正15年

 大正の人も考えることはいっしょ。というか進歩していない?


 『北村透谷集』 1947年 昭和22年

 北村透谷は「厭世詩家と女性」で恋愛や純潔の至上価値をうちあげました。「精神VS肉欲」のはじまりですね。



 isitogensiki.jpg

 『意志と現識としての世界 前編1』 ショーペンハウエル 1949年 昭和23年

 このショーペンハウアーの主著を終戦直後に読んだ人はどう思ったのでしょうね。


 『エピクテータス語録』 1923年 大正12年

 大正の人はエピクテトスをどう受けとめたのでしょうか。


 jiyuuron.jpg

 『言論思想の自由』 ミル 1914年 大正3年

 J・S・ミルの『自由論』ですね。わたしも感銘をおおいにうけた本です。


 『象徴形式の哲学 第1』 カッシラア 1941年 昭和16年

 カッシーラのこの本は岩波文庫で読めますね。


 syopenhaua.jpg

 『処世哲学』 アルツール・ショーペンハウエル 1920年 大正9年

 『幸福について』というタイトルでげんざいも出されているショーペンハウアーの処世術ですね。


 jikantojiyu.jpg

 『時間と自由意志 附物質と記憶』 ベルグソン 1925年 大正14年

 ベルグソンの本はけっこう出ていたのですね。


 『創造的進化』 アンリ・ベルグソン 1913年 大正2年


 kenryoku_20130224074019.jpg

 『ニイチエ全集. 第7編権力への意志』 1925年 大正13年

 ニーチェは全集としてすべて読めるようですね。大正の人はどう読んだのでしょうね。


 zenakuno.jpg

 『ニイチエ全集. 第6編 (善悪の彼岸・道徳系譜学)』 1923年 大正12年

 ニーチェの入門書はこの本をすすめますね。無料で読めるなんてすばらしい。ただ大正時代のかな・漢字を読めればですけど。


 dekaruto.jpg

 『方法 省察 原理』 デカルト 1919年 大正8年

 デカルトの『方法序説』『省察』『哲学原理』が読めておトク。ただし(上記と同じ)


 『笑の研究』 ベルグソン 大正8年 1914年


 「西洋哲学

 こちらのほうで西洋哲学の一覧が見れます。カント、アウグスティヌス、スペンサー、プラトン、アリストテレス、いくらでも。


 sousi.jpg

 『荘子 現代語訳』 大正12年 1923年

 現代語訳で『荘子』が読めますね。ただし大正12年の現代。


 『新訳老子講話』 大正15年 1926年

 『老子』の講話。


 youkaigaku.jpg

 『妖怪学』 井上円了 1931年 昭和6年

 たまに名前を聞く井上円了。妖怪学の権威だったのでしょうね。こんにちでは小松和彦かな。


 erisu.jpg

 『色情表徴』 ハヴェロック・エリス  1922年 大正11年

 ハヴェロック・エリスは復刻版かなにかで見かけたかも。


 kenpisu.jpg

 『基督に倣ひて』 トマス・ア・ケンピス 1920年 大正9年

 わたしの大好きなケンピスの『キリストにならいて』が読める。


 
 『此の最後の者にも』ラスキン 1924年 大正13年


 marukusu.jpg

 『資本論 第一巻』 マルクス 1926年 大正14年

 当時大きな影響を与えたのでしょうね、マルクス。


 binbou.jpg

 『貧乏物語』 河上肇 1917年 大正6年

 当時の人にとっては生々しいリアルだったのでしょうね。


 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 マックス・ウェーバー 1938年


 syupengura.jpg

 『西洋の没落. 第1卷 形態と實在』 スペングラー 1926年 大正15年

 スペングラー? 『西洋の没落』は読みたくて読みそびれていた本。ここで読めるか?


 rekisitoha.jpg

 『歴史とは何ぞや』 ベルンハイム 1922年

 岩波文庫で読めた本ですね。


 darwin.jpg

 『種の起原の基礎』 チャールズ・ダーウイン 1915年 大正4年

 ダーウィンの本もとうぜん読めますね。


 「写真の中の明治・大正 関西編

 「写真の中の明治・大正 東京編

 明治・大正の風景・経済産業・娯楽のカテゴリーから写真を見れます。関西編と東京編



関連記事
Comment

名医 麻生泰のつぶやき

はじめまして名医の麻生泰です。
とても面白かったのでまた来ますね!
Trackback
title>
Trackback URL
Comment form









管理者にだけ表示を許可する






google adsense
全ての記事を表示する
ブックガイド特集
月別アーカイヴ
プロフィール

うえしん

Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。ビジネス書、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、精神世界、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

twitterはこちら→ueshinzz

FC2カウンター

Page Top