HOME   >>  書評 社会学  >>  『復興の精神』 養老 孟司 茂木健一郎 山内昌之ほか
10 02
2011

書評 社会学

『復興の精神』 養老 孟司 茂木健一郎 山内昌之ほか

4106104229復興の精神 (新潮新書 422)
養老 孟司 茂木健一郎 山内昌之 南直哉 大井玄 橋本治 瀬戸内寂聴 曽野綾子 阿川弘之
新潮社 2011-06-09

by G-Tools


 震災後の反応はtwitterで多くの人の考えを知ることができるようになった。著名人はどう考えているのだろうかと読んでみたが、たいしたことはいっていない。新聞や雑誌の一ページとしてはさらりと読めるものだろうが、本としてまとまってお金を払う価値はないように感じられた。

 養老孟司や茂木健一郎、山内昌之とか、橋本治、瀬戸内寂聴、曽野綾子など旬な人をあつめている。山内昌之は「公欲のために私欲を捨てよう」と恐ろしいことをいっている人もいるが、反論も意見もするほどでもないさらっとしたことが書かれているだけだ。

 すこしだけいい言葉もあったので引用。

「周りがうるさくなってくると静かにする。ブレーキをかける」というのは養老孟司の言葉だ。「戦争で懲りているのです。ああいうときは、「こうしろ」「ああしろ」「言ってはいけない」「やってはいけない」という奴が必ず出てくる。大学紛争のときもそうでした。何か言うと、必ず「敵か味方か」というように決めつけられてしまう」。

 これはtwitterでリアルに感じたことですね。ひどいものでした。罵りやけなしあい、人の行動を縛ったり、批判したり、敵味方で一方的に責める。養老さんのいうとおりだ。

「人生は答えだというようにしています。多くの人は逆に考えています。人生は「問い」ではないのに、若いうちは特に勘違いしている。だから「人生とは何か」「生きるとは何か」と考えるのです。今の自分がこうしてあること自体が、何かに対する答えだということです」 養老孟司

「もし心安らかにすごしたいならば、多くのことをするな」 デモクリトス

「人は利を見て害を見ず、魚は餌を見て針を見ず」


ほんとうの復興 養老孟司の大言論〈3〉大切なことは言葉にならない (養老孟司の大言論 3) 養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること (養老孟司の大言論 1) 最終講義-生き延びるための六講 (生きる技術!叢書) 養老孟司の大言論〈2〉嫌いなことから、人は学ぶ (養老孟司の大言論 2)
by G-Tools


関連記事
Comment
Trackback
title>
Trackback URL
Comment form









管理者にだけ表示を許可する






google adsense
全ての記事を表示する
ブックガイド特集
月別アーカイヴ
プロフィール

うえしん

Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。ビジネス書、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、精神世界、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

twitterはこちら→ueshinzz

FC2カウンター

Page Top