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08 20
2011

バイク・ツーリング

中国山地の美しい風景を探しにバイクツーリング

 盆休みの四日間、中国山地の山なかをバイクで走ってきました。山深い風景や山奥に隠れた集落とかを見て回ろうと思ったのですが、中国山地はいぜんも通って感じましたが、山深さや雄大さを感じさせる土地ではないようですね。山の急峻さや迫った感のする山がなくて、なだらかな岡のような山が多いのでしょうね。「岡山」の地名どおり。平地に近い。

 一日目は中国山地を横切ろうとして大阪から北上に時間をとられて距離をのばせず、揖保川近くのネットカフェで撃沈。倉敷あたりまで山なかを横切ってしましたが、おもしろくないので倉敷あたりから海岸線に降りて走ることにしました。広島では定番の原爆ドームを間近でながめて、宮島を岸から一瞥。北上して島根県の海岸線をめざしました。

 コバルトブルーの日本海のきれいさにあまりにも感激して寄り道しすぎたので鳥取まで達する予定が米子止まり。大山をたんのうするつもりが時間がないので足早に通り過ぎました。とちゅうの真庭市の久世というところに明治に建てられた洋風の小学校を見物して大感激。姫路あたりからも山道を横切ろうとしたのですが、道に迷って明石からしかたなく臨海線で帰ってきました。

 風景写真をながめながらその場にいるような臨場感や空気が味わえればいいですね。写真はそれを伝えることができないから現地にいくことの大切さはあると思うのですが、その空気や臨場感を感じたくなる写真になっていればいいと思います。

 



さあ、盆休みの四日間、山中や田舎の景色を堪能して癒されるぞ。田畑や山の緑を見ていると心が癒されます。山中にひっそりと点在する集落も安らぎを感じさせます。

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丹波篠山あたりだったと思いますが、河川のほとりが並木道になっているところが多かったですね。いいんですが、休憩するベンチとか東屋をつくってくれると助かるのですが。真夏の強烈な日差しで木陰に休みたい。ここらへんはローソン率高し。

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朝来市の銀山湖というところだったでしょうか、水神さんが祀られていました。こういう自然信仰が残っているところが山中のいいところですね。

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生野銀山に近い山の中でとつぜん異様な丸い建物と階段状の建物が。むかしこの階段状の上に屋根が立っていて、選鉱場というものがあったようですね。こんな山中におおぜいの人が働いていました。

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いくえもの山ひだにこもれる風景にはさらしものにされるような平地・都市にない安らぎを感じるのかもしれませんね。隠れ里や山ごもりというのはそういう隠れることの癒しを土地や山が与えてくれるのでしょう。

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中国山地はなだならかな山が多くてつまらないと思っていたのですが、欠けているのはこのような山の斜面につくった段々畑のような立体感のなさだとこの風景を見て思いました。

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中国山地の美作、高梁、府中といった山なかを走ってきましたが、つまらないので三原あたりから広島の海岸線を走ることにしました。しまなみ海道のある瀬戸内海の島々が見えます。

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呉あたりに船のドックヤードがありました。海岸線の町には造船所があったりしますね。建造中や修理中の船が見られたりします。

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呉あたりに目立った烏帽子岩。となりの天応というところでは滋賀の太郎防宮のある蓑作山と似たとがった山もありました。

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広島にはじめてきたらやはり寄るところは原爆ドームしか思い浮かびませんでした。こんなに間近で見れるのですね。

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異様な残骸を残しているものですね。戦争、原爆うんぬんは戦後の長い期間をへてあまり過剰に語るべきではないというスタンスにわたしはいます。政治や教育のプロパガンダにとりいれられすぎたり、コピーのようなお題目をしゃべっても仕方ありません。

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赤レンガが無残。この建物にいた人は全員死亡したそうですね。名産店のような施設からお役人の建物になっていたようですね。

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向こう岸に宮島と厳島神社が見えます。遠くから拝んで、船には乗りませんでした。橋があったら渡っていたでしょうが。まあ、建物しかないだろうということで。

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広島の廿日市から島根の浜田市まで山の中を抜けました。ん、このへんの家の屋根がそろいもそろって赤茶色だ。流行っているのか、なにかの縁起物でもあるのか。土地の特色あるものはいいですね。全国どこへ行っても同じはつまらない。

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みなさん、冬のスキー場は見たことはあるかもしれませんが、夏のスキー場はあまり見たことがないでしょう。夏の高原は気持ちいいものですが、だれも見向きもしない風景。

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日本海に抜けました。コバルトブルーの海がとてもきれいですね。海のきれいさをながめたくて、寄り道しすぎました。

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海に突き出た岩礁のようなところに狛犬かシーサーのようなものが祀られていました。海のむこうから神がやってくると思われていた土地柄なんでしょうか。夏の日差しは厳しく照りつけてきますが、ここは風がものすごく強く、たばこと昼寝を楽しめました。ガッコをサボってこんなところで昼寝したかったですね。

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島根県の集落の屋根もほとんどが赤茶色。お寺や公共建造物もおもしろいほど赤茶色でした。きっと関西のように灰色の屋根をふくと村八分にされるのでしょうね。沖縄系の影響なんでしょうか。

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この日は鳥取までたどりつく予定でしたが、米子止まりでした。中海に夕日が沈みます。日本海の海のきれいさに目を奪われて、大山めぐりの時間がたりなくなりました。

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早朝に大山周辺を走りますが、まわりから山容を楽しむ時間もなく、一直線に大阪をめざします。この日で盆休みは終わりなもので。中国山地の魅力的で雄大な山は大山しかないのではないでしょうか。

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やはり大山周辺はほかののっぺりとした中国山地と違って奥深い山の情景を感じさせました。これは早朝の朝霧の風景ですね。

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たまたま休憩に寄った真庭市の久世というところで、明治に立てられた洋風の尋常小学校を発見。中身を見物できるということで中をのぞいてみたら大感激。古き佳き時代の小学校の面影を満喫できました。ここはとてもすばらしい。

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正面入り口から入ると、大きな古時計と鐘がお出迎え。急にレトロな時代にひきこまれた感じがしました。

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木造の教室のレトロな雰囲気が胸が躍るほどうれしくなりました。感激がこみあげてきました。話を聞かせてくださったボランティアの方、ありがとうございました。これからも有名な名所となればいいですね。この校舎は20年ほど前に役割を終えて新校舎にうつったそうです。

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木造の窓や壁が古き時代を忍ばせます。小学生時代のよき思い出を思い出させるのか、涙がこみあげてきそうになりました。この校舎は『続ALWAYS』とか『火垂るの墓』、CMなどのロケにもいろいろ使われているようですね。社会に出て時間がたてばたつほど小学校の校舎はなつかしいもの、よき思い出のふるさととなるのでしょうね。

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姫路をこえて大阪までなんとか市街地を通らず山の中を走りたい。でも横に走ったまっすぐな道がなかなか見つからず、市街地に出たり山にもどったりモグラのように最後のあがき。あきらめて加古川から臨海線で帰りました、無念。


▼中国地方ツーリング、ルートログ

より大きな地図で 2011/8/13-8/16 中国山地ツーリング を表示

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 いつも美しい風景写真をupして下さって、ありがとうございます。
 臨場感もしっかり味わわせて頂きました。
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