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02 25
2011

セラピー・自己啓発

自分をほめて自慢するべき

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「固定観念のなかでもっともやっかいなのが「自己制限」の固定観念。それが強まると、あなたはたえず自分を「安く見積もる」ようになる。目標をかかげても早々にあきらめ、さらには周囲の人間に、自分にはこれこれの素質や能力が欠けていると話すようになる。ここにいたって思い込みは現実へと変わる」 ブライアン・トレーシー



4198620954大富豪になる人の小さな習慣術
ブライアン・トレーシー 金森 重樹
徳間書店 2005-11-20

by G-Tools


謙遜や謙虚さは必要だが、自分がいかにできないかをいいつづければ、ほんとにダメになる。自分がいかにできるか、どんなところがすばらしいか自分の言い聞かせることも必要。できないところを見つづけるということは自分をふみつけ、花に水と栄養をあたえないことと同じ。

自分のできるところ、すばらしいところを自分の頭のなかで唱えつづけること。そうすれば自分はすばらしい人間に思えてくるし、自信もついていくる。でも人がやることは自分がどんなにダメか、できないかをほじくりかえすこと。この習慣を断ち切ること。

日本の子どもはいかにダメかを聞かされて育つ。よその子との比較によってはげます、あるいはできない子がかわいいのかもしれないが、子どもはそれを自分のアイデンディティにする。できないわたしという人生の舞台を踊りつづける。

人は自分よりできる人よりできない人のほうがかわいい。アダルトチルドレンなんてそういうできない謙虚な子どもとしてしつけられた性格類型だろう。加藤諦三はそうしつけた親を憎めば乗り越えられるといったが、わたしはこれには反対。自己啓発のように自信をもつ言葉を自分にいいきかせる暗示がいい。

中島義道は親の都合に自分を殺されたなら、徹底的に自分勝手になればいいのだと逆噴射した。エゴイストで生きろといった。動物的本能をよみがえらせろといった。これは行き過ぎだと思う。自己概念を自信のあるものに変えて暗示するほうが妥当だと思う。

謙虚さや謙遜を自分の性格としてとりこんだなら、いずれ自信のない、制限の多い人間になってしまう。自慢やほめることを自分に言い聞かせる必要があると思う。日本では自慢を人に話せばいやがられるが、自分の中で自慢の種をつぶされると現実の人生もつぶされたままである。

自分の中で自分をほめること、自慢することは自分の種に水をやるようなものだろう。人は自分をけなして、欠点をなめまわして、種をふみつぶすようなことをしている。

若いころは自己啓発の言葉がきらいだったが、いまはすっかり自己啓発の言葉はそうだと思うようになった。自己啓発をどうしてあんなにきらいだったのだろう。若いときはネガティブや悲観をつきつめることが自分のアイデンディティだと思うようなところがあった。ネガティブに意地になっていた。

おそらくは社会からの「やらされ感」がずっとつきまとっていたからだろう。勉強や労働をもっとやれとか、制度や社会の規範に従えとか、社会はわたしに要求や服従を迫ってくるところだった。だから抵抗の意味でネガティブにしがみついたのだと思う。ネガティブはサイレントテロや抵抗の信念だったのだ。


愛されなかった時どう生きるか―甘えと劣等感の心理学 (PHP文庫 カ 5-1)カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ (新潮文庫)日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか (光文社新書)人生がうまくいく、とっておきの考え方―自分を信じるだけで、いいことがどんどん起こる! (PHP文庫)なぜ、あの人はうまくいくのか―自己説得の驚くべき威力

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