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10 10
2010

自分で稼ぐ方法

『賢者の選択』  BS朝日矢動丸プロジェクト編

賢者の選択 起業家たち 勇気と決断 (日経ビジネス人文庫)賢者の選択 起業家たち勇気と決断 (日経ビジネス人文庫)
(2007/01)
BS朝日矢動丸プロジェクト

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 テレビでやっていた番組の編集本だが、わたしは見ていなかった。サラリーマンとかビジネスを軽蔑する価値観を生きてきたためにどうもまだこの人たちのビジュアルな嫌悪感がある。雇われるしか生きてゆく道がないのにどうしてサラリーマン軽蔑の価値観を育んだのだろう。

 作家とかサブカルチャーの価値観を植えつけられすぎて、現実の適応がなかなかできなかった。ようやく金を稼げる起業家というものに学ばなければならないと思うようになったのがすでに手遅れの40代。いまから起業やビジネスがおもしろいという価値観を植えつけられるだろうか。カネを稼ぐというミッションを装着できるだろうか。

 サラリーマンが嫌いになるのはやらされ感や巨大な企業の権力に強制されているという思いや、サブカルが魅力で現実的なインフラ的な仕事に魅力を見いだせなかったからだろう。反発の20年を生きてきたが、これでは食っていけないという危機感がようやく起業家の本を読ませるようになったのだろう。

 仕事や会社を知るにはつくづく起業を知らなければならないと思う。企業というのはなにもないところから一からつくりだす作業である。企業というのはこの創造のはじめを見ないとつくづくわからないものだと思う。起業の出発点に顧客の要望やニーズがあり、企業の原点と使命、目的があると思う。この地点から見ないと会社は見えてこないと思う。

 抜書き的にこの本の感銘したところを書き出す。アメリカの医科大学で教授が思ったこと。「自分の思うことを包み隠さず言うこと。沈黙することは愚かなことだということです」

 ホームレスから社長になった堀内九一郎。「サラリーマンをやるくらいなら、ホームレスになったほうがいいと思っていたんです。落ちるところまで落ちても、私は常に商売という人生の浮き輪を持っています」

 関塾の田部井昌子はいい先生をよぶために平均800円の時給のところを2000円にして、粋でいなせな先生を選んだ。子どもたちが喜ぶし、なつく。

「スピード、スピードと言われますが、…時間を明確に切っていくことが重要なのだ」

「その時、250億円かけて制作したから、映画の券1枚の値段が5万円、ということはありません。全部1800円なのです。パソコンソフトも一緒」 ソースネクスト社長。

「今のやり方がベストではなく、常に今は最悪なんだという意識をもち…」 成功とは環境に不適応になる準備期間だと思う。

 エンジニアがモノをつくるとよけいなボタンや機能をたくさんつけるが、たとえばデジカメを工事現場で使う人は「写りさえ」すればいいのであり、軍手でシャッターは押しにくく、ぶあついマニュアルなんか読んでいたら仕事なんかにならない。わたしもデジカメは写りさえすればいい派であり、多機能なんてバカにしている。多くのモノがそうなのでウザい。モノなんてたんなる短絡的な機能がベストだ。

「社会はギブ&ギブン」という社長がいる。釣り合いがとれていないと関係は壊れるとわたしは思っていたが、商売は与えて与えないと返ってこない部分もあるのだろうな。

 新聞がとられなくなるとチラシのマーケットが残り、どこかに移ると考えて「ぱど」の社長は広告ベースのフリーペーパーをはじめたそうだ。

「売り上げや店舗数などのビジネス規模の拡大は、単なる手段にすぎません。商売の本来の目的は貢献にあります」 くらコーポレーションの社長の言葉だが、偉く感動したというか、この精神がまったく聞かれないのがいまのビジネスといえないだろうか。


ガイアの夜明け 闘う100人(書き下ろし) (日経ビジネス人文庫) カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫) 働く意味 生きる意味―73人のみごとな生き方に学ぶ (日経ビジネス人文庫) ガイアの夜明け 不屈の100人 (日経ビジネス人文庫―日経スペシャル) ガイアの夜明け 未来へ翔けろ (日経ビジネス人文庫―日経スペシャル)
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うえしん

Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。神秘思想、仏教、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

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