FC2ブログ

HOME   >>  新刊情報・注目本  >>  2010年9月刊の新刊・注目本情報
09 24
2010

新刊情報・注目本

2010年9月刊の新刊・注目本情報

 9月の新刊は8月と違ってさすがに読書の秋だけあって、いい本の目白押しですね。

 ほしい本を買うために働かなければと思うのですが、働けばこんどは読む時間すらなくなるんですね。金と時間の永遠のテーマですね。キャンディーつかんで手が抜けないサル状態だけにはなりたくないですが。ほしいものをつくると弱みをつくる。


千のプラトー 上 ---資本主義と分裂症 (河出文庫)千のプラトー 中 ---資本主義と分裂症 (河出文庫)

『千のプラトー』の河出文庫入りは衝撃的ですね。あの分厚い威厳ある単行本をなんど手にとって金と理解が足りないとあきらめたことか。でもすでに『アンチ・オイディプス』で投げ出しましたけど。

失われた歴史アメリカ労働民衆の世界―労働史と都市史の交差するところ (MINERVA西洋史ライブラリー)地中海世界の〈名誉〉観念――スペイン文化の一断章フランス表象文化史―美のモニュメント (阪大リーブル023)

『失われた歴史』は西洋のイスラム起源をさぐった本だと思います。西欧中心史観でわれわれは騙されてきました。『地中海世界の〈名誉〉観念』は読みたい本ですね。「名誉」と人間の興味あるテーマ。

消費社会から格差社会へ 1980年代からの変容 (ちくま文庫)蟻族―高学歴ワーキングプアたちの群れ世界リスク社会論 テロ、戦争、自然破壊 (ちくま学芸文庫)アカデミック・ライブラリー  社会が病気をつくる  「持続可能な未来」のために

三浦展と上野千鶴子の対談本がちくま文庫入り。『蟻族』は中国の高学歴ワーキングプア。出稼ぎ民工と職を争っているそう。日本の問題は中国でもおこっているんですね。非正規問題は韓国のほうが激しいし。国内の問題はほかの国も事情が似たものがありますね。

ことばと身体 「言語の手前」の人類学 (講談社選書メチエ)13歳からの反社会学ネオ階級社会はここから始まった 1974年、見過ごされた転換点 (平凡社新書)日本〈聖女〉論序説 斎宮・女神・中将姫 (講談社学術文庫)

『ネオ階級社会はここから始まった』は1974年に転換点を見いだしていますね。オイルショック後の時代ですね。労働者の軽いあつかいはバブル前後でもじゅうぶん感じられましたが。

社会は情報化の夢を見る---[新世紀版]ノイマンの夢・近代の欲望 (河出文庫)自動車と移動の社会学―オートモビリティーズ (叢書・ウニベルシタス)トクヴィル 現代へのまなざし (岩波新書)資本論の哲学 (平凡社ライブラリー)

『自動車と移動の社会学』はクルマが変えた社会の概要というものを見てみたいですね。トクヴィルはアメリカの画一化と均質化に脅威を感じとった鋭い思想家で、大衆化と民主政治の問題に立ち向かった人ですね。

隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫)「フェミニズム」と「同性愛」が人類を破壊する創造的進化 (ちくま学芸文庫)犯罪者の自伝を読む ピエール・リヴィエールから永山則夫まで (平凡社新書)

『「フェミニズム」と「同性愛」が人類を破壊する』は電波本なのかなぁ。

心配性 (きっと上手くいく10の解決法シリーズ)天才だもの。 わたしたちは異常な存在をどう見てきたのか困った時のアドラー心理学 (中公新書ラクレ)書影でたどる関西の出版100 明治・大正・昭和の珍本稀書

アドラー心理学はいちど読んでみたいなぁ。

サンカと説教強盗---闇と漂泊の民俗史 (河出文庫)霊性の文学 霊的人間 (角川ソフィア文庫 G 108-2)故郷の風景 もの神・たま神と三つの時空 (ちくまプリマー新書)ヒルコ---棄てられた謎の神

サンカはいまごろなぜ静かに注目されているのでしょうね。階層社会の暗部が広がってきたということでしょうか。

賽銭の民俗誌日本語の哲学へ (ちくま新書)「生きている」を考える (やりなおしサイエンス講座)マスコミは何を伝えないか――メディア社会の賢い生き方

『日本語の哲学』のような言語学の本は意外な発見に驚くものと思います。わたしたちは言葉のカーペット、船というものを意外に点検しないものですね。


関連記事
Comment

アドラー心理学

うえしんサマ
はじめまして。
アドラー心理学はわたしも最近知りまして、他とは毛色の違いを感じました。
早速来週末開始のベーシックコースを受講してみるべく申込しています。
講師は第一人者といわれる岩井俊憲氏です。
著書多数なり☆
うえしんサマ、いつも陰ながら応援しております。
貫いて貫いて貫ききって突き抜けまくってほしいお方です。

アドラーは劣等感の補償をいった人だと解説でよく聞きましたが、さいきんの本はあまりその主張をメインにしている印象がありませんね。補償の面は大事な側面ですが、ほかの面も見てみたいですね。

貫いた人生はすばらしいと思いますが、あまり道を外さないようにがんばりたいと思います。
Trackback
title>
Trackback URL
Comment form









管理者にだけ表示を許可する






プロフィール

うえしん

Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。神秘思想、仏教、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

Kindle本、2冊発売中です。

 

twitterはこちら→ueshinzz

google adsense
全ての記事を表示する
ブックガイド特集
月別アーカイヴ
FC2カウンター

Page Top