HOME   >>  バイク・ツーリング  >>  緑の癒し風景ツーリング 大津~志摩
05 05
2010

バイク・ツーリング

緑の癒し風景ツーリング 大津~志摩



 GWを利用して緑の癒し風景をみつけるバイクツーリングに出かけてきました。もっともわたしは三月なかばからずっと連休中ですが(笑)。

 あまり遠出ができなかったのはお金の心配があったからです。京都や大津をめぐって、奈良や三重の山中を南下して伊勢にぬけ、志摩の海岸ツーリングの二泊三日を楽しみました。尾鷲や熊野川までいきたかったのですが、切りあげてきました。

 はじめからネットカフェを利用するツーリングの計画を立てると自然や山中の中にながくとどまれず、大きな町から離れられなくなるのでやっぱりテントをもっていくツーリングは必要だなと思いました。ネットカフェはメシ代ふくめて三千はかかりますから、金のかからないツーリングを志向するわたしにとっては失敗と悔恨がつきまといました。

 しかし夜の闇のコワさや見つからない野宿地の苦労もツライものがありますが、自然と一体できる野宿はやっぱり捨ててはならないのかな。


P5020012_convert_20100505100232.jpg

渡月橋のある嵐山の南はけっこう緑の自然あふれる景色が楽しめるのですね。でたらめに走っていた桂川のこの景色が嵐山だとは思いませんでした。

P5020014_convert_20100505100400.jpg

渡月橋ちかくで波紋を見ていたら魚でもないし、鳥でもないし、なんだろうと見ているとヌートリア(?)でした。かわうそでもビーバーでもないですね? ガケ下をズームで撮りました。鳥のようにヒトの視線に敏感でないかまえでゆうゆうと泳いでいました。日本の生態系ではやっぱり勝者になってしまうのでしょうね。

P4300006_convert_20100505102227.jpg

カメ。カメは好きです。のんびりとゆうゆうと泳いだり、くつろいだりするさまは、見ていてうらやましく思います。水の上をうく安楽さがいいのでしょうね。カメになりたい(笑)。もう冬眠から目覚めているのですね。

P5020025_convert_20100505100630.jpg

琵琶湖の夜景はかなりきれいなものがありますね。広大なみずうみをとりかこむように人びとの暮らしのあかりがともっています。夜景は人の営みや暮らしのか細さやはかなさを思わせて感傷的になりますね。比叡山や東山からの夜景はもっときれいかもしれません。

P5030038_convert_20100505100806.jpg

大津のネットカフェを朝五時に出ると琵琶湖の朝焼けが見られました。釣り人やジョギングをする人がたくさんいました。GWはまだまだ空気や風が冷たいので空気があたたまるまで琵琶湖湖畔で日光浴です。ここらは広大な休憩地があって、ほかの地域とちがって際立っていると思います。ほかのところでは休憩するベンチなんかなかなか見つからないで腹立ちますが。

P5030044_convert_20100505100900.jpg

水田のむこうに山が見える、こんな景色を見ていると気持ちがほっとして心が安らぎます。大阪の都市で育ったわたしはこんな景色を見たことがありませんでした。都会とこの景色のどちらで育ちたいかと選べるなら、こちらで育つことを選んだでしょう。都市はやっぱり好きではない。

P5030047_convert_20100505100959.jpg

緑のじゅうたんと山の景色をみていると気持ちがやわらぎます。

P5030065_convert_20100505102127.jpg

山中のいなかにはこんな日用百貨の店があったのでしょうね。たばこもあったし、本も売っていたようですね。昭和の雰囲気がのこっているのがいいですね。

P5030067_convert_20100505101216.jpg

伊勢街道の支流にそれるとこんなきれいな水の川があって驚きました。主要なルートしか走らないと気づかないすばらしいところがあるのですね。雲出川の源流で、神社もこの先にありました。

P5030074_convert_20100505101308.jpg

櫛田川か宮川あたりですね。山中の河川景色ですね。川というのはほんらいこのような景色がふつうだと思うのですが、都会に住むものは見ることもありませんね。

P5030080_convert_20100505101400.jpg

GWあたりは田植えの時期に重なるようですね。この時期に休暇を増やしたのは、兼農家のためや都会から息子の手を借りるためだったかもしれませんね。三重県の山々は単色ではなくて、彩りがゆたかなようですね。

P5040086_convert_20100505101513.jpg

志摩の海岸線を走りましたが、天気がくもっていたため、いまいちきれいな景色がおがめません。海の色というのは晴れている空の色を映してきれいになるものですね。ところで三重の伊勢や松坂あたりで2泊目のネットカフェをさがしたのですが、ここらへんって商業経済というか、サービス業が驚くほど弱いですね。「売ってやろう、稼いでやろう」という欲が驚くほど淡白な気がしました。ドデカいスーパーも死んでいました。廃屋もめだちました。大丈夫か、三重はと思いました。農業国なんですかね。大阪の感覚なのかな。

P5040090_convert_20100505101559.jpg

大王崎の灯台です。かつてここらへんは海の難所で座礁する船があとを絶たず、地域民は貨物をアテにしていたそうです。しまいには海賊まがいの行為もおこなわれるようになったと宮本常一かなんかで聞いたことがあります。

P5040091_convert_20100505101642.jpg

こんな魚の売り方なんかありかと思いました。大王崎の露天の店先にならべられていました。ほとんど魚のコレクションか標本みたいです。

P5040102_convert_20100505101741.jpg

クルマもほとんど通らない山道をさかのぼってゆくと、隠れ里のような住みかにたどりつきました。農業というのはこういう閑居というか隠遁みたいな暮らしを可能にしてきたのですね。山にこもれるという生き方もできたのですね。志摩の海岸線からのぼってくるとやっぱり私は山奥のほうが好きなんだなと思いました。

P5040107_convert_20100505101833.jpg

緑のゆたかなグラデーションがある山はきれいですね。緑一色の単色ではない、わずかながら色が違っていることが目を楽しませてくれますね。

P5040108_convert_20100505102012.jpg

川が見え、むこうに山のある景色はとてもすばらしいですね。人類が山をさかのぼるときに川があるほど心強いことはなかったわけで、そういう記憶とかかわりがあるのかもしれませんね。ゆうちょうなことをいっていますが、わたしは志摩からさかのぼって三重、奈良の山中を通って夜までに大阪にたどりつけるかと必死だったんですが。7、8時間くらいで紀伊半島のはしからはしまで走れたのかな。志摩の海岸線はいきどまりに迷ったりしてけっこうロスを食いました。


 ところで写真を大きくしましたが、記事は「続き」に折りたたんだほうがいいのかなと迷います。画像の読み込みに時間がかかるかもしれませんし。でも続きに折りたたむと面倒くさがってスルーする人も増えると思いますし。一長一短かな。


こんなルートだったかな。

より大きな地図で 大津~志摩ツーリング 2010/5/2~5/4 を表示

関連記事
Comment

No title

ツーリング気持ち良さそうですねぇ。自然の中の開放とネットカフェの閉塞感ってのが文字で読むと違和感ありますが(笑)

私は野宿した事何度かあるんですが、何か寂しくなってくるんですよねぇ。

景色を楽しむために

こんにちは、クルックルさん。

ネットカフェを当てにしてツーリングをすると紀伊半島の南部にはほぼなくて、自然や山間の広大な大地に足をふみいれることができませんし、いつも都市からはなれられなくなります。

やっぱりテントでどこでも泊まれる装備がないと自然のツーリングなどできません。でも野宿って闇のコワさもありますし、たぶん心の中の禁止要項にひっかかるのでしょうね。あまりいい気分ではありません。

景色を楽しむためになにを捨てて覚悟を決めるのか選択が必要なようです。

4番目の夜景

綺麗な緑の風景ですね。
私も外歩きを楽しんでいた頃、この辺りがお気に入りでした。三重県の商業経済云々のところ、同感です。労働・雇用・経営・商業などの理論とは次元を異にした異郷という感じが好きです。尾鷲はもっと。農業・水産業・林業がセットになっていて、日本全国の三重県化を望みたい気分になりました。魅力あります。私は林業にチャレンジしたかったのですが、無理でした。外者を受け入れる物理的・心理的インフラがないんです。残念なことに。それは風景を見ても分かると思いますが。
大王崎の灯台は、中に入った、風の強い日のことを思い出しました。誰もが何かを感じる場所だと思いました。
一番ぐっときたのは、4番目の夜景です。子供の頃北助松の施設にいて、夜歯を磨きながら、こういう夜景を眺めていました。それが大阪なのか神戸なのか良く分かりませんでしたが、こういう夜景ほど人々の営みを感じさせるものは他にありません。自分が家族と離れて閉じられたところにいる、社会と離れた場所にいるのだということを、夜毎に感じました。帰りたいとか、そう言うのではなく、社会の、人生のレールに乗っていない、そんな感じがしました。疎外感として受け止めるのではなく、それを私は人生の特権だと考えて生きてきました。
私がここに来るのも、うえしんさんに、同類の視点・視野を感じているからかも知れません。
独自であるからこそ、人生、でしょ。

No title

うえしんさんこんばんわ。
いつも楽しく読ませていただいています。
僕もツーリングをするのですが、大自然のなかで一人で夜を過ごすのは気持ちがいいですよ。
薄い布に包まれて不安を感じるのは、人の気配を感じる時です。人のいない所は安心です。
 山村に行けば、必ず林道があります。その行き止まりとか、すれ違えるような小さな広場があります。こういう所は、地元の人か、釣り人くらいしか
きません。川も大抵近くにあるので快適です。天気さえ良ければ最高です。
 うえしんさんにお勧めします。缶ビールを忘れずに!

No title

こんにちは。

相変わらず、うえしんさんは写真の捉え方が素晴らしいですね。琵琶湖の朝焼けが最高です。
三重県といえば以前伊勢志摩に行ったとき、大型スーパーが東海圏内の割に少ないなと感じたのを思い出しました。工業地帯の四日市周辺と上手く住み分けされているのかもしれません。
あと松阪や津の方も関西弁で話されていたのは意外でした。ただ大阪の方に言わせると「あれは偽の大阪弁だ。」と言っていましたが、関東の人間には聞き分け困難のようです。
またツーリングの記事楽しみにしております。

どこまでスピンアウトすることやら。

Bruxellesさん、こんにちは。

三重県の商業経済は魅力というよりか、危うさを感じました。店を探すにも広大な田んぼや民家がひろがるばかりでどこにいっても商業地が見つからないし、あっても活気やひと気がほとんど感じられませんでした。

いなかは風景としては好みなんですが、経済や商業としてはヤバイと思います。

北助松が出てくるとは意外ですね。もしかして同郷ですね。

人生のレールから離れることは特権だと考えられる視点はいいですね。わたしは好きなように、自分の気持ちの赴くままに生きたいと思っていたら、スピンアウトしていたという感じですが(笑)。

まあアメリカの金持ち研究で人と違った視点を子どものときに得た人が金持ちになったという研究もあります。もっともそれは仲間はずれの代償を得ましたし、サラリーマン以外での起業でないといけないわけですが。

山の夜の暗さにたえられません

さーちゃん、ありがとうございます。

林道の広場で一夜を過ごせる人は尊敬します。わたしは山の夜の闇が恐ろしくて不可能だと断念したクチです。あのまったく目が利かない闇はわたしにはムリです(笑)。

でも現実問題として夜襲ってくる動物なんていないわけですが、ちょっとした物音にもびくっとするわたしは人の住む都市から離れられないのでしょうね。

林道ツーリングはブログで知らせてくれるなんてことはできないのでしょうか。わたしは「バイクで行く旅」の写真にいつも魅せられているのですが。

http://shibainu15.exblog.jp/

三重は関西から離脱

たいようさん、こんにちは。

写真の技術は勉強したことがないので一冊くらい読んだほうがいいのかもしれませんね。一眼レフなんかだともっときれいに写せるのかもしれませんが、デジカメの携帯性は捨てられませんね。

伊勢志摩あたりは田んぼや民家が多いのにさっぱり店や商業地が見つからない苦しさを味わされました(笑)。大きなスーパーなんて人がほとんどいなくて、これでやっていけるのかと思いましたし。

三重は関西なのか、東海なのか区分はむづかしいですね。関西の天気予報では外されていることもありますしね。地形的には関西ですけど、商業的には名古屋圏に属するのでしょう。

名古屋圏は大阪圏を凌駕している雰囲気がありますが、自動車がダメになったら生活保護者が一気に増えるという危険もあるみたいですね。多様な産業が育つ必要があるのでしょうね。

また海岸線のツーリングに出かけたいです。GWは東京まで出かけたいとばくぜんと思っていたのですが、諸般の事情により縮小しました。

 素晴らしい写真をUPしてくださってありがとうございます。
 こういう写真を見ると気持ちがほっとします。

 下から3番目の魚の写真ですが、あれは魚を干しているのだと思います。たぶんカタクチイワシかウルメイワシで、いりこか丸干しになるのだと思います。
 
 私は、GWは静岡県の伊東市近辺を旅行してきましたが、あちらでは鯵の開きやスルメイカが干されていました。

山やいなかののどかな風景をみるとほっとします。
写真でつたわれば、三日間、野山をかけまわって、よい景色をさがしまわった価値があるというものです。

いわしの小魚は干されていたんですね。すごい売り方をしていると思いましたが。

三重の大王崎や愛知の知多半島、伊豆半島などは漁民の人たちにとってはつながっているのでしょうね。移住者が多かったりするのでしょうね。
Trackback
title>
Trackback URL
Comment form









管理者にだけ表示を許可する






google adsense
全ての記事を表示する
ブックガイド特集
月別アーカイヴ
プロフィール

うえしん

Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。ビジネス書、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、精神世界、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

twitterはこちら→ueshinzz

FC2カウンター

Page Top