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03 20
2010

読書

私の「ホメ本」は売れているのか



 きのうは当サイトからのアマゾン・アフィリエイトでなにが売れるのかさっぱりわからないと書いたが、それはロングテールやアマゾン経由でのおこぼれ本がおおいからだが、褒めた本「ホメ本」は売れるのかわたしのサイトで検証してみる。

 以下にあげるのは去年2009年にわたしのサイトでのクリック数が多かった順と、売り上げが多かった順にならべている。書影のつぎの数字はクリック数、つぎは売れた本数だ。

 1位でも21冊しか売れなかったことはおいておいて、ランキングにならぶ本はたしかにわたしが褒めたり、おすすめした本ばかりだ。ベタ褒めしたり、絶賛したり、感銘をうけた本が上位にきている。わたしの推奨の意をくんでくれたわけだ。

 やっぱり褒めたり絶賛する本が売れる。いずれもわたしが読んだほうがいい、読んで損はないと太鼓判を押す本だ。ただしわたしが絶賛する本でも人によってはなんの感銘も受けない本もあるわけで、それは趣味や好みのちがいというしかない。


2009年年間クリック数ランキング (左の数字)

 左のサイド・バーのおすすめ本から売れているものがおおい。右のサイドバーのおすすめ本はあまり影響がないようだが。まさか一行の解説があるかないかのちがい?

リチャード・カールソンの楽天主義セラピー71521

リチャード・カールソンの『楽天主義セラピー』はなんども絶賛しているから1位になるのだろう。

無境界―自己成長のセラピー論
4539

ケン・ウイルバーの『無境界』はちょっとおカタい本だから理解できるか。

捨てて強くなる
4103

『捨てて強くなる』はおもちゃみたいな本だが、人間の比較序列の価値観を捨てるという悟りの領域に近い本だと思う。

ブラック企業の闇―それでもあなたは働きますか? (晋遊舎ブラック新書 8)
3634

『ブラック企業の闇』はべつにおすすめしたわけではないが、読者の方の興味と映画の『ブラック企業に勤めているんだが限界かもしれない』の関連かもしれない。

自己コントロールの檻 (講談社選書メチエ)
3591


自由からの逃走 新版
3527

フロムの『自由からの逃走』は人間心理の秀逸の洞察。

愛と怖れ―愛は怖れをサバ折りにする。
3302


菜根譚 (岩波文庫)
2894

『菜根譚』は中国思想の達観の醍醐味。これを読むか読まないかで人生は変わる。

この人と結婚していいの? (新潮文庫)
2693


ボディートーク入門―体が弾めば心も弾む
20515


キリストにならいて (岩波文庫)
1993

トマス・ア・ケンピスの『キリストにならいて』は聖書につぐ世界第二位のベストセラーで、カーネギーのような自己啓発の古典的名著といえる。

異邦人 (新潮文庫)
1911


正統の哲学 異端の思想―「人権」「平等」「民主」の禍毒
1613


人生がうまくいく、とっておきの考え方―自分を信じるだけで、いいことがどんどん起こる! (PHP文庫)
1505

ミンチントンの『人生がうまくいく、とっておきの考え方』は劣等感や自尊心の舌を巻く洞察と出会える。

夜這いの民俗学・夜這いの性愛論
1452

『夜這いの民俗学』はむかしの日本の性愛関係に目からうろこ。

グルジェフとクリシュナムルティ―エソテリック心理学入門
1431


清貧の思想 (文春文庫)
1391

『清貧の思想』は欲望やカネだけではないかつての日本人の生き方を教えてくれる。

大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある
1386

シュワルツの『大きく考えることの魔術』はもっと早く出会いたかった本。

世界の名著
1352


自我の終焉―絶対自由への道
1201

  
クリシュナムルティの『自我の終焉』はすこし難解かもしれないが、自我にとらわれない認識があることを知っておくべき。

 いじょう、これはクリック数がおおかったランキングで、売れた本ではない。注目が多かった本だ。アマゾンのレヴューページを見るのはタダだからいくらでも見てね。わたしは注目のランキングを知ることができる。



2009年年間売り上げ数ランキング (右の数字)

こちらは売れた本ランキングだ。

リチャード・カールソンの楽天主義セラピー 71521

『楽天主義セラピー』がいずれも一位。

ボディートーク入門―体が弾めば心も弾む
20515

増田明の『ボディートーク入門』はクリック数がすくなくてもよく売れる異例な売れ方をしている。心と感情の関係を筋肉のかたまりやこわばりとしてとらえた稀有な本。

権力(パワー)に翻弄されないための48の法則〈上〉 (角川文庫)
11912

『権力に翻弄されない48の法則』は権謀術数や権力闘争に勝つために欠かせない名著だと思うのだが、角川文庫でははやくも絶版。マキアヴェッリを読むよりこちらをおすすめ。

権力(パワー)に翻弄されないための48の法則〈上〉
09


権力(パワー)に翻弄されないための48の法則〈下〉
49


無境界―自己成長のセラピー論
4539


マフィア流 交渉の極意
997


人生が楽になる 超シンプルなさとり方 (5次元文庫)
627

カールソンと同じ思考を捨てる方法が紹介されているのだが、カールソンが落ち込みや感情から思考の無益さを説いたのにたいし、トールは時間と思考の関係――つまり存在しない過去に苦しめられている、という過ちから説いた。どちらも思考というイリュージョンの強力な打破だ。

孤独であるためのレッスン (NHKブックス)
957

『孤独であるためのレッスン』は友だちや恋人などたえず人とつながってないとみずから責める心をもつ若者にはおすすすめの本。

自由からの逃走 新版
3527


人を動かす 新装版
466

カーネギーの本はあまりにも正統派の読むべき本だが、『道は開ける』同様読んでおいたほうがいい本。

大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある
1386


整体 楽になる技術 (ちくま新書)
996


権力(パワー)に翻弄されないための48の法則〈下〉 (角川文庫)
536


人生がうまくいく、とっておきの考え方―自分を信じるだけで、いいことがどんどん起こる! (PHP文庫)
1505


これでいいのだ怠けの哲学 (ヴィレッジブックス)
954


ブラック企業の闇―それでもあなたは働きますか? (晋遊舎ブラック新書 8)
3634


ライディング事始め
344

いがいにこういう本があるのを知らなかったりしてかな。

リラックスの科学―毎日のストレスを効果的に解放する (ブルーバックス)
384


日本残酷物語〈1〉貧しき人々のむれ (平凡社ライブラリー)
504


『日本残酷物語』は日本の民衆の苦難の歴史を知っておくということでおすすめ。


 わたしのホメ本とクリック数や売り上げ数の関係を考察してみる企画であったが、おすすめ本の紹介にもなってしまって頭が混乱してしまった。20位までで区切ったが、以下のランキングでも紹介したい本が目白押しだったが、切りがないのでやめておいた。

 わたしのサイトから売れるのはロングテールの最たるもので、集中的に売れる本はすくなく、まんべんなく広がって少数売れるという傾向になっている。去年注文された本が1292冊で、その売れた本のクリック数は67303クリックだ。ちなみに当サイトからのアマゾンの年間売り上げは1,343,845円で、わたしの年間紹介料は62,291円だった。

 アマゾンのアフィリエイトは無限の棚と在庫をもつ広大な架空書店である。駅前の書店のように店舗や書棚のスペースが限られることはない。一冊しか売れない本でもずっと在庫しておくことができる。リアル書店には怖い競合相手が各家庭に出現したようなものだ。

 こんかいの考察でえたものはわたしが褒めたり、すすめたりした本を読者の方は反応してくれるということ。おすすめの本に出会えば、読者の方は本を買ってくれる。しかしなかなかベタ褒めするような本に出会わないのは仕方がないというものだ。

 それにしても表組をあつかうのはものすごく面倒でむづかしかった。これを仕上げるのに時間がかかりすぎた。おまけに見やすいレイアウトにもなっていないし。もうギヴアップ。

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