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01 16
2010

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ビリー・ジョエル・メモリー in YouTube



 ビリー・ジョエルは『ピアノマン』から『イノセント・マン』まで8枚のアルバムをもっていた。80年代初頭の私が中学のころだ。聴く曲聴く曲すべていい曲のように思え、ファンになった。ちょうど『オネスティ』がTVCMにつかわれていたり、アルバム『グラスハウス』から『ドント・アスク・ミー・ホワイ』がヒットしていたころだ。大阪城ホールのコンサートにもいった。

 あまりにも熱中して聴いていたために『イノセントマン』いこう、急激に興味をうしなった。のちに一、二枚のアルバムを出してから活動をやめてうつ病になったり、アルコール中毒になっていたとは知らなかった。三度の離婚を経験し、一億のレコードを売り上げ、アメリカの国民的歌手になったビリーは幸せなのか、不幸なのかよくわからない。YouTubeでみるさいきんのビリー・ジョエルは頭がハゲていて、中年太りした貫禄たっぷりのオッサンになっていてびっくりしたけど安心した。

 若いころは繊細で線が細く、青白い感じがしていたからだ。というかビリージョエルという人の顔はよくわからなくて、この人の顔から性格や人となりがよく見えない感じがしたものだ。イタリア系のシルベスター・スタローンにも似ているかなと思うけど、横から見るとどことなくフランケンシュタインっぽくも見える(笑)。

 ビリージョエルは『ピアノマン』から『ストリートライフセレナーデ』までの三枚のアルバムがほとんど売れず、『ストレンジャー』によってようやく売れるようになったから、売れなかったころのビリーに哀愁の物語があったものだ。ファンはことさら初期のアルバムのほうがよかったといえば、ビリーの通のファンになったように思えたものだ。私はハッスルズのアルバムまでさかのぼって買ったし(ひどかった(笑))、『コールドスプリング・ハーバー』の線の細さ、暗さも大好きだ。

 ビリージョエルは『オネスティ』や『素顔のままで』、『ピアノマン』のようなバラードが得意で大好きだったのだが、『あの娘にアタック』とか『プレッシャー』とか、ビリーはどこにいくのかと心配になった。ビリージョエルはちょうどMTVがブームになる以前のヒットするようになったと思うが、ラジオや写真でしか知られないのでビリーの顔となりがよくわからなかった。MTVで出るようになったビリーはどことなく演技過剰でコミカルで上滑りしているように感じたものだ。

 私は『オネスティ』や『ピアノマン』、『素顔のままで』のようなバラードが大好きだ。売れないころの繊細で陰のあるビリーの姿が哀愁があって好みだ。だけどのちにポップで明るくてはしゃぐビリーの姿ばかり押し出されるようになって、ビリーの魅力をうしなっていったのかもしれない。陰があって、暗くて、悲しげな曲ばかり歌うビリーであったら、心は離れなかったかもしれない。私は骨の髄までバラード好きだ。しかし一億万枚のレコードを売り上げ、世界的歌手になったビリーにはもはやそんな暗さは似合わなくなっていたのかもしれない。


 ビリージョエルの私の好きな、またはメジャーな曲をYouTubeで紹介したいと思います。アルバムを『ピアノマン』から『イノセントマン』まで聴いていましたのでもっと隠れた名曲を紹介できると思うのですが、YouTubeではなかなか見つかりません。また見つけたらアップしたいと思います。【2010/1/16】


Billy Joel Honesty
この繊細なピアノのメロディがビリージョエルの最高の持ち味だと思う。

Billy Joel "Just the way you are"
シンプルな愛情をストレートにうたった名曲ですね。

ビリージョエル ピアノマン
しかしこんなビデオがつくられていたなんて知らなかった。売れないクラブ回りのころのビリーがほうふつとされて名曲だ。

Billy Joel "The Stranger"
イントロの口笛が哀愁を誘いますね。

Billy Joel - Tomorrow is Today
『コールドスプリングハーバー』の泣けてきそうな名曲。「あしたが今日と同じなら」 ビリーの売れないころの悲しさがにじみ出てきそうです。

billy joel - scenes from an italian restaurant
シブいオトナの曲。男女の出会いと別れまでを長大に歌った名曲。

Souvenir-Billy Joel
短いながらも思い出に涙するような名曲。

Billy Joel - The River Of Dreams
このすごいノリはさすがにビリージョエル。

Billy Joel - You May Be Right
いちばんノリにノッていたころかもしれませんね。しかしなんで邦題が『ガラスのニューヨーク』なんだ、たしかに『グラス・ハウス』のジャケット写真から連想したかもしれないけど。

Billy Joel It's Still Rock And Roll To Me
こんなコミカルな人とは知りませんでした。

billy joel - you're only human
自殺防止を歌った曲。黒ずくめのビリーがコミカル。

Goodnight Saigon
アルバム『ナイロン・カーテン』でベトナム戦争を歌った。ビリージョエルはアルバムごとにジャンルを変えるのを楽しんだのかもしれない。

Billy Joel - Until The Night
『イノセントマン』からの名曲。「夜まで我慢すれば……」 そんな思いがつたわってきます。

Billy Joel-Allentown
鉄鋼の街を歌った曲で、音楽はほんらいラブソングばかりではなくてこんな社会派の歌を歌ってほしいものだ。

Billy Joel - Uptown Girl
階級社会のイギリスのほうで売れたらしいが、80年代のアメリカはまだ平等的でアメリカン・ドリームが夢見られた時代だったのか。

ビリー・ジョエル 「Tell Her About It
おいおい、なにを歌いだすのかと思った。バラードを悲しげに歌うビリーであってほしかったのに。

Billy Joel Pressure
これも「おいおい」って感じでした。

Big Shot - Billy Joel
こんなむかしのビデオが見られるなんてYouTubuのおかげですね。『ニューヨーク52番街』のころのビリー。

Billy Joel We Didn't Start The Fire
アメリカの有名人の名前をえんえんに歌った歌で、なんの曲かなと思うけど。発音がわからない人は映像で確認できます。

Billy Joel - She's Got A Way
『コールドスプリングハーバー』の寒い心象風景が思いだされる曲。

The Entertainer _ Billy Joel
「売れなかったらおしまい」 売れないビリーの悲鳴が聞こえてきそうだった。

Billy Joel - The Longest Time
どことなく上滑りしているビデオ。

All My Life
貫禄たっぷりのオヤジになってよかった。この曲はシナトラの『マイウェイ』をめざしたのか。


アルバム
ビリー・ザ・ベストピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

コールド・スプリング・ハーバー~ピアノの詩人ピアノ・マン

ニューヨーク物語ストリートライフ・セレナーデ

ストレンジャーニューヨーク52番街

グラス・ハウスナイロン・カーテン

ソングズ・イン・ジ・アティックイノセント・マン

ザ・ブリッジストーム・フロント

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Comment

ビリー・ジョエル渋くてイイですねぇ。
ピアノ・マンってかっこいいですねよね!
ビリー・ジョエルとエルトン・ジョンはベストしか聴いた事ないですが、ベン・フォールズは大ファンです。

こんにちは
僕も昔ビリー・ジョエルを愛聴していました。「ニューヨークの想い」もかっこよかったですね。大阪城ホールも行きました。
ところで、ビリーがクラシックのピアノ曲を書いたアルバム「Fantasies & Delusions」というのがありますね。残念ながらピアノは本人が弾いていないのですが、静かな美しい曲調でなかなか良いと思います。

kakuさん、こんにちは。

ビリージョエルはあまりカッコいいというよりか、コミカルですね(笑)。
歌は渋くてカッコいいですが、人物はどうもそうではないような。。。

でもむかしはアメリカやニューヨークのにおいがぷんぷんしたもので、アメリカ人のようになりたかった当時の日本人はビリージョエルに惚れ込んだのでしょう。

ところでビリージョエルは日本人ウケしたのですが、エルトン・ジョンはいまいち広範にウケることはなかったと思います。『ユアソング』なんか名曲で、ヒット曲を連発していたのですが、なにか日本人の情念に訴えかけるものがビリージョエルのようになかったと思います。

ベン・フォールズは新世代のピアノマンといわれているようですね。

ぶんようさん、こんにちは。

ビリージョエルは日本受けしたようで、たくさんのファンがいましたね。どこか日本的情念に訴えかける演歌のようなものに近いものがあるのかもしれませんね。アメリカン・フォークですかね。どことなく日本受けしたカーペンターズに近いのかもしれませんね。

大阪城ホールのコンサートはたしか84、85年くらいで、松田聖子がサントリーの宣伝で歌っていたペンギンの風船人形をビリージョエルが蹴飛ばしていました。おいおい、スポンサーの人形を。。。と思いました(笑)。

クラシック・アルバムを出したのはネットで知っていました。長い間、活動を休止していたようですね。もう歌いたい曲がなくなったのか、それとも悠々自適の暮らしができるようになったからか、あるいはうつ病やアル中だったのかもしれません。

ビリージョエルの曲がいつまでも残っていってほしいものですね。クラシックみたいに後世まで歌いつがれればいいですね。
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