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08 04
2009

書評 ビジネス書

『人を動かす鉄則』 畠山 芳雄


人を動かす鉄則―頑固な上司、やる気のない部下の説得法 (PHP文庫)人を動かす鉄則―頑固な上司、やる気のない部下の説得法 (PHP文庫)
(1998/11)
畠山 芳雄

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  こういう本はなにもいえない。ばくぜんと社内の人間関係をよくするような記述を期待して読んだのでのちがったようだ。私は人を動かす必要のある仕事をしていないし、そういう地位にもない。

 気になった箇所が二箇所ほど。第一線の課長あたりが仕事の実態をいちばんつかんでおり、部長になるとやや実態が見えなくなり、経営者層になるとさらに見えなくなるという。経営者層は「知らないで決定する」ことが宿命だという。

 仕事って見えていない、わからないことでも決定しなければならないことがあり、そういう決定ってどうしているのかと思う。想像とか経験で判断するかもしれないが、ときには一面的な他人の意見にまどわされることもあると思うし、たぶん推理や洞察能力、または説明能力やプレゼン能力が必要になるのだろう。声のデカイもの、主張の強い人の勝ちって気もしないでないが。

 もうひとつ、自分の部署のことしか考えていない人がいるそうだ。全体のことを考えられる人が上のポストにつく能力があるかを占う指標になる。どうしても自分の部署の利益を優先しがちになるが、対立したり、利益がぶつかる他部署は全体の利益から調整しなければならないのだろう。他部署にうつらない専門の人は自部署の利益にどっぷりつからず、他部署の利益や視野も見える人になってほしいものである。

 私は人を動かすということより、人や集団とうまくやることの知恵がまだ必要なようである。

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世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。神秘思想、仏教、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

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