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05 06
2009

セラピー・自己啓発

『大きく考えることの魔術』 ダビッド.J. シュワルツ


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大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある
David J. Schwartz ダビッド.J. シュワルツ

大きく考えることの魔術―あなたには無限の可能性がある

 すばらしい本と出会った。こんな考え方ができるのかというオンパレードであり、自分を小さく見積もってきた私にとっては衝撃的な考え方にたくさん出会った。この本は私にとっては「GREAT BOOKS」に選ばれる本であり、読み終えるのを惜しいと思ったし、これから何度も読み返したいと思う。

 この本は1970年から出版されていて本屋で私は何度か見かけたことがあったのだが、そのときの私は自分を上昇させたいとか成功させたいとかもちっとも思わず、だからこの本を手にすることもなかったし、感銘もしなかったかもしれない。時宜に叶った出会いでないとその本は魅力をなさないものなのだろう。

「自分はあまり価値がないと信じこんでいるために、人生からほんのわずかのものしか受け取っていないのだ。彼は、自分は大きなことをすることができないと信じこんでいるために、それができないでいるのである。彼は、自分は重要でないと信じこんでいるために、彼がするすべてのことは重要でないという刻印を打たれてしまうのである」

 人間の最大の弱点は自己軽視である。自分がそれくらいでしかないと思うと、それくらいにしかならないのである。自分の消極面だけ見つめ、自分は価値がないとか、重要でないとか、資格がないとか決めつけていると、それに見合った成果しかうけとれない。自己軽視をおこなうと人生の大きな果実を失うのである。

 だから自分を大きく考えなければならない。自信があり、価値があり、重要であり、優れたことができると考えなければならない。人は自分が考えたとおりの人間になるのである。今の自分は環境や運によってつくられたのではなく、自分のかつての「自己規定」がつくりだしたのである。

「私は、ここ数年の間に私がなろうとしている人物として自分自身を見る決心をしたのです。私は自分自身を、計算係としてではなく、銀行の幹部として見ます。私は安アパートは見ません。郊外に建った、立派な、新築の家を見ます」

 自己軽視の病にかかると自分のマイナスや欠陥ばかり肥大化して見るようになり、人生の結果もそれだけのものしか得られなくなるのである。彼は自分はできない、失敗する、不幸になるという自分をずっと「指示して」、「まじない」、そのとおりの結果を得ることになってしまうのである。だから自分を大きく捉え、目標の大きなビジョンを夢見、積極的で自信のある自分を信じなければならないのである。

「自信のある考えをもつためには、自信のある行動をせよ」

「私自身が今日をより価値あらしめるためには、私はなにをすることができるだろうか?」

「大きくて、明るくて、元気のよい言葉をもちいなさい。勝利、希望、幸福、満足を約束する言葉をもちいなさい」

「どうなっているかではなく、どうなりうるかを考えなさい」

「あなたがあることを不可能だと信ずるならば、あなたの心は、あなたのためにそれが不可能な理由を証明するために働く。しかし、あなたがあることことができると信ずるならば、あなたの心は、あなたのために働いて、それを実現する方法を発見するのを助けるのである」

「あなたがそれをできると信ずるならば、あなたは個人的問題の解決策も見つけだすことができよう」

「どうしたら私はそれをよりよくすることができるだろうか?」

「能力とは心の状態である、ということである。われわれがどれだけできるかということは、われわれが自分はどれだけできると考えるか、ということにかかっているのである」

 人は自分はできない、ムリだと思うことによってますます萎縮してしまって、自分に自信を失い、人生の不遇を囲ってしまうことになるのである。自分はできないと信じこんだばかりに彼は人生からなにもうけとれないのである。

 人前のスピーチに失敗する人ははじめから失敗するという精神的打撃を自分に与え、そのとおりになるのである。成功したかったら、自分に自信を与え、自分を信頼し、うまくいくのだと信じなければならない。人生も同じである。自分に自信をもち、信頼し、成功するのだ、幸福になるのだと、信じこまなければならない。

 自分に対する捉え方をひっくり返さなければならない。「できない」とか「だめだ」、「ムリだ」と思うことはそのような現実を生み出してしまうということだ。このときに思うことはすでに指示であり、命令であり、行動の完成形なのである。「できる」、「うまくいく」、「成功する」という気持ちを先に抱かなければならないのである。

 人生もこの原理に従う。私は幸福であり、自信に満ち、成功するのだと思えば、幸せな結果がついてくる。ぎゃくに自信がない、うまくいかないだろう、幸せになる自信がないと思い込むとそのとおりになってしまう。心というのはすでに人生の結果を指示しているものである。未来のヴィジョンなのである。自信があり、重要であり、価値があると自分を信頼してやらないとどういう結果になるか、心しておきたいものである。自分を鞭打つようなことはしたくない。

 この本では自己軽視から救い出すための数々の実際的な考え方の指針が示されていて、たいそう私の心の染み入った。この積極的で、前向きで、大きく考える思考の例を全部自分のものにしたいくらいだ。自分を小さく捉えることの危険性が痛いほど身に沁みた。自分のこと、自分ができること、自分の未来について大きく考えたいと思う。いい本と出会ったと思う。あとはどれだけ自分のものにできるかということだ。


ダビッド.J. シュワルツの著作 (いまは「デイヴィッド」ですね)
心の力の魔術―驚くほどの富と幸福が得られる成功法則大金持ちになる人の考え方大きく考える人が成功する

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Comment

はじめまして!!

はじめましてー!
わたしも、この大きく考えることの魔術で人生が劇的に変化しました!
なんと15歳のときに出会ったんです!
高校生ながら、必死にノートにまとめていたのを
覚えています!
本当に良書ですね☆
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