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03 11
2009

セラピー・自己啓発

『いいことは、いつくるかな?』 エイブラハム J. ツワルスキー


いいことは、いつくるかな?―スヌーピーと仲間たちはこうしている (講談社プラスアルファ文庫)
エイブラハム J. ツワルスキー

いいことは、いつくるかな?―スヌーピーと仲間たちはこうしている (講談社プラスアルファ文庫)


 なつかしいスヌーピーたちのマンガをセラピーにとり込んだのはいいと思う。親しみやすいし、入りやすい。私も子どものころはスヌーピーのマンガをいつも描いていた。

 なんでもチャーリー・ブラウンはいつも自分はダメ人間だと思っていて、逆にルーシー・ヴァンペルトは自分を非の打ちどころのないすばらしい人間だと思っているようで、その対照が軸になっているようだ。ルーシーは野球がへたでもチャーリーをがみがみとののしる。『ピーナッツ』のマンガはそういう心理的な洞察についてのテーマが多いので、著者は評価をしたようである。

 著者は心の問題のほとんどは自己評価の低さからおこると考えている。自分自身に価値があると思えばかなりの問題は解消されるといっている。

 私は心理学の書というのは洞察や考察の鋭さをいまはあまり求めていない。どうすれば心を癒すことができるのか、晴らすことができるのか、平穏をえることができるのかといったノウハウやハゥトゥーを求める。だから考察が多いこの本はいまいち私の好みではない。気分を明るく前向きにもっていってくれる本ではなくて、たまに心を晴らす考察に出会うくらいの本といったらいいか。

 私は自己啓発書のほうが役に立つと思う。マーフィーであれ、ピールであれ、カーネギーであれ、思ったことが叶う、願えば成功するといった少々、誇大妄想的な自己啓発書でもその「原則」はきっと役に立つと思う。心をどうもつかで私の気分や性格、人生は決められると思う。心は外界の結果ではなくて、原因であり、「創造の源」であると思う。だから心は注意深く、ポジティヴで前向きで楽しい気持ちになるもので満たすべきなのである。ネガティヴや暗いことを考えれば、気分や人生も暗くなる。そういう心のかんたんな原則をしっかりと理解して、活かすべきなのだと思う。心は外界で起こったことの結果のみで起こるものではないのである。


スヌーピーたちのいい人間関係学 (講談社プラスアルファ文庫) スヌーピー こんな生き方探してみよう スヌーピーたちの性格心理分析 (講談社プラスアルファ文庫) スヌーピーたちの心の相談室――(1) 楽天家になる法 (講談社+α文庫) スヌーピーのもっと気楽に (1) (講談社+α文庫)
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