2008年9月刊の新刊・注目本情報
九月も下旬になり、ようやく涼しくなってきましたね。ホット・コーヒーが恋しくなる季節ですね。読書の季節でもありますが、九月には読みたい本はたくさん出ているでしょうか。



『ブログ論壇の誕生』 若い世代ほどブログやケータイに影響を受けやすいのでしょうね。『子どもの最貧国』 女性の貧困とともに考えたい問題ですね。『桃太郎はニートだった!』 怠け者はいつの時代にもいたもので、アンチ労働派の存在も許される社会になってほしいですね。



『ルポ 内部告発』 内部告発がなかったいままでの時代のほうが異常でしたね。会社のために賞味期限切れや産地偽装、建築基準偽装、事故米転売なとがまかり通っていたわけですからね。日本人というよりか、会社人間なんか消費者として、人間として信じられないということですね。『神と仏の道を歩く』 関西の巡拝の道はぜひ成功してほしいですね。日本の仕事以外の価値観の復権になりますね。『性的唯幻論序説 改訂版』 岸田秀の文春新書版が文庫になりましたね。男女関係やセックス資本主義について考えるにはおすすめ。



『おまえが若者を語るな!』 若者もすぐ中年になるわけで、ステレオタイプな説教や郷愁を語り出したらオッサンになるのでしょう。『なぜ人は他者が気になるのか?』 理由とメカニズムを知って他者の目から距離をおきたいですね。『自殺の社会学』 自殺は社会問題としてとりくまなければならないと思いますが、ミイラとりがミイラになりそうで近づく危険性も感じますね。


格差問題はその前提となるモノサシをいつも疑っていたいですが、社会ってそのモノサシが圧倒的に感じられるときもありますね。



『健康不安の社会学』 健康はそれについて考えないほうが健康というばあいもありえますね。『自閉症の社会学』 自閉症というのは自我がどのようにできるかを垣間見せてくれますね。



『隷属国家 日本の岐路』 アメリカの笠の下のつぎには中国の……といったように日本は追随しか生きる道がないのかもしれませんね。



フーコーに、ガタリ、ウィルソンが文庫本で読めるというのはうれしいですね。ただ千円を越える文庫本は高いと思いますが。現代思想が文庫で読める割合はだいぶ増えたと思うのですが、主著より周辺の本が文庫になっている気がしますが。



『親殺し』 子が親を殺し、親が子を殺し、いつの世もあったと思うのですが、別れて自活する時期を早めるべきだと思います。『学力問題のウソ』 学校は学問を教えるより、稼ぎ方と仕事を教えてほしかったですね。
![イラスト西洋哲学史(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 D こ 3-1)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/517XfsmYCjL._SL160_.jpg)


『イラスト西洋哲学史』 大学のテキストにつかわれていましたが、奇妙なイラストは哲学は疎遠づけるかも。哲学は自分の興味のあるテーマから近づかないとちんぷんかんぷんのままですね。



われわれは宗教を政治的な依存・服従形態と見るまなざしを教育されるわけですが、知の頂点や深奥と見なすほうが自分の知識のためになるというものです。政治的なまなざしだけで遠ざける人はソンをすると思いますよ。
禅に問う―一人でも悠々と生きる道

『禅に問う』 「一人でも悠々と生きる道」というサブタイトルがいいですね。
鉄道地図の謎から歴史を読む方法―明治以降、鉄道は日本をどう変えたのか (KAWADE夢新書 347)

『鉄道地図の謎から歴史を読む方法』 鉄道が日本を変えたともいえるわけで、近代はこのへんのほうが主な変化だったともいえるのではないでしょうか。
東大合格生のノートはかならず美しい
太田 あや

東大合格生はやっぱりノートもきれいだったのでしょうか。ちらっとは見てみたい気もしますが。
貧民の帝都 (文春新書 655)

『蟹工船』のあとは貧民のスラム街について学ぶのがいいんじゃないかと。格差社会はそこまでいってしまうと、後戻りできない道まできたことが理解されるのでしょう。
四国八十八カ所 カラー版―わたしの遍路旅 (岩波新書 新赤版 1151)

四国遍路は鮮やかな写真で誘ってほしいですね。
黒船以前―パックス・トクガワーナの時代 (中公文庫 な 46-10)

徳川ファミリーの時代はいろいろな面から見てみたいですね。
アキハバラ発00年代への問い

こんなに変わった歴史教科書

輿論と世論―日本的民意の系譜学 (新潮選書)

日常生活と旅の社会学―人間と世界/大地と人生/意味と方向/風景と音風景/音と音楽/トポスと道

旅について哲学や社会学した本って少ないですね。旅について哲学しそうな気がするんですが。
〈産む性〉から降りた女たち ■ 越川芳明・本橋哲也編著/小谷真理・竹村和子・北原みのり・池内靖子ほか
貧困の概念 理解と応答のために ■ ポール・スピッカー
対論 生き抜くこと ■ 雨宮処凛・香山リカ
対人関係のダークサイド ■ 加藤司・谷口弘一編
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