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09 06
2008

バイク・ツーリング

半宿ツーリング ~糸魚川~富士山篇~



 またもや四泊五日で大阪から糸魚川~富士山へ向けての野宿(半宿)ツーリングに出かけてきました。北陸の海岸線をながめながら糸魚川の信州のアルプス沿いに降りて富士山を一望、静岡県沿いを走るつもりでいました。

 期待していた信州の雪の山岳風景や富士山のくっきりした姿が見れなくて、ほとんどは市街地を走るというちょっと倦むものの多いツーリングになりました。私は山岳風景や山村の風景が好きなので、市街地の風景なんてちっともいいものに思えません。しっかりと山道を通るコースを選定すべきだったのでしょう。

 泊まるところは二日ほどは野宿して、あとはネットカフェに退散しました。ツーリングの宿泊場所についてもっと根性をつけるか、安宿に泊まるか、考えなければなりませんね。

 いくつかの日本の自然のすばらしい風景と出会っていますので、写真でお楽しみください。

 


 一泊目は越前ガニの越前海岸、二日目は黒部ダムの黒部市の海岸のキャンプ場、三日目は甲府市のネットカフェ、四日目は名古屋市のネットカフェに泊まりました。250ccバイクでだいたいこのくらいの距離がいけるんですね。ガソリンは九千円くらいでした。ネットカフェは一泊二千円前後。キャンプは無料。

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250ccのエストレヤでのはじめてのロング・ツーリング。安定した走りと発進力の速さを楽しめました。原付から乗り換えて高速なみの速さをはじめて体験して、車の流れに乗れる喜びを味わいましたが、まだ80㎞いじょう出すのはちょっと怖いですね。発進力はすごくて、はるか後方に大型トラックがとまっているように見えたのがうれしかったですね。

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福井県の越前海岸に日が沈みます。砂浜のいいキャンプ場所になりそうだったのですが、キャンプ禁止でした。なんで自然の私有されていない場所が自治体によってキャンプ禁止になるのでしょうね。漂泊者を締め出して定住による税収完納をめざした近代化の歴史がかかわりがあるのでしょうか。

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越前海岸の公園のテントで一泊。野良犬を見たり、蚊に悩まされたりして、ほとんど一睡もできませんでした。テントをはるには暑すぎましたし、場所的に隠れるようなところもなかったので。

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福井市の鉾島でしょうか、桂状節理という岩を切りとったようなさまがすごかったです。ここらへんの海岸線は特徴的な岩場が海の中に散見されました。そういえば早朝の海岸線のバス停に高校生がぽつりぽつりとバスを待っていましたが、地図で見ると電車が走っていないのですね。昔の私ならとんでもない田舎だと思ったんでしょうが都市も田舎もたいして変わりはないように思えてきました。

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日本海のはてしなく広がる大海原に夜の漁り火が点々と灯っています。縮小された写真では右の白い輝きしか見えにくいですが、海面上にはいくつもの漁船の灯が灯りつづけています。労働はむかしから昼間するものとは限らなかったのでしょう。

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黒部市の海岸線の無料キャンプ場でテント。キャンプ場といってもいくら人の手によって運営されている安心はあるといっても、やっぱり夜の闇はどこからなにがやってくるかわからない不安はあります。コワい。。

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オフシーズンのキャンプ場にはこのチャリダーひとりだけがテントをはっていたようです。チャリダーはどこにでもテントをはってたくましいと思います。大学生と思いきや、高齢のリタイヤされた方のようでした。こういう高齢者はどんどん増えてゆく気がします。

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早朝の早い時間から漁に出かけています。職場がこのような海であったり、上司がいずにずっと孤独に漁をし、いくのも帰るのも自由という時間をもった漁師は、やっぱりサラリーマンと違った世界を生きているのでしょうね。もちろんサラリーマンにない自然の厳しさは並大抵のことではないと思いますが。

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新潟県に入ると海岸線沿いの断崖絶壁の道路がつづきます。旅人の難所だったということですが、いまは少しいったところでは海のうえに高速道路が走っていたりして、私など「バチあたりめが!」とか思ってしまいますが。「新潟県」にきたという感慨はけっこう感じるものでした。場所というよりか、「言葉」や「記号」に感動するものみたいですね。場所はいつでも自分が中心ですから、辺境感・距離感というものを地元においておかないと感動しないのでしょうね。

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糸魚川を降りて白馬、松本を通り過ぎて、諏訪湖の展望が広がりました。ここらへんはもう関東のリゾート地というテリトリーになるんでしょうか。先にある甲府なんて関東のエリアという感じがしましたね。関西人はすこしビビる(笑)。

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諏訪湖をあひるボートやあひるの船が走っています。「バカにしているのか(笑)」と思いました。よくTVとかに出てくる場所ですよね?

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雪をかむったアルプスの山岳風景を見たいと思って糸魚川から松本をへたのですが、てんでそのような風景は見れませんでした。いわゆる森林限界を越す積雪の山々が見れるビューポイントはどこにあるのでしょうか。せめてコースを外れて立山とかにのぼるべきだったのでしょうか。夏だから?

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甲府をへたあたりから富士山が見えました。あの上九一色村を通ったり、富士の樹海を走っているのかとか思いながら、富士のベストビューを探りましたが、すべて逆光のまま。山肌をちっとも見せてくれませんでした。残念。

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三・四泊目は安心をもとめてネットカフェに泊まりました。甲府と名古屋にて。深夜パックでだいたい二千円ほど。ネットとかビデオとかしないともったいないとなかなか眠れず、明かりも煌々とついていて、安眠できるものでありませんでした。ネットラジオではうるさいし。耳栓とアイマスクが必要ですね。

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静岡県を帰っていると遠州灘の砂浜がえんえんとつづいているようですね。でも遊泳禁止らしいですね。こんなに広大な砂浜がつづいているのにと思いましたが、波が荒く、無謀なサーファーが泳ぎに出ているくらいですね。

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名古屋の熱田神宮は寄りたいと思っていました。三種の神器のうち、草薙神剣が祭られているというところですね。神が祀られている神社というよりか、国家が祀られているというところですね。

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最終日は断続的に雨にやられました。名張あたりの山中で雨宿りをしましたが、榛原にかけて、ここらの景色がいちばん自分には好みなのかもと思いました。榛原の田園風景が神々しく輝いて見えました。遠くより近くの景色のほうがよかったかも。それにしても雨だというのに車は山中の中をサーキットのように駆けてゆきますね。バイクはすべりやすいので私は慎重にゆっくりと運転したいのですが、車は狂ったようにスピードを上げますね。車ってそんなにすべらないものなんでしょうか。


▼このツーリング・マップルはほんとうに参考になりますね。ただ全体を展望できる地図はもっとほしいですね。この縮尺だとどこにいるのか、目的地までどのくらいかわからなくなりますね。さいきん気づいたのですが、巻末にロードサービスがついているではないですか! もうひとつ注文。山間ツーリング好きな人のために山間部を緑に塗ってほしいですね。市街地ツーリングはもううんざり。

中部北陸 2008 (2008) (ツーリングマップル)中部北陸 2008 (2008) (ツーリングマップル)
(2008/03)
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Comment

とても楽しく拝見させていただきました。

バイクで走る爽快な感じが良かったです。
風景写真も美しくて楽しませて頂きました。
私は今、近くの職場に車で通勤しています。
現在の仕事自体が、肉体的にハードなので、以前の電車通勤1時間半
と大して変わらない疲労感です(笑)。
朝、出勤の時に天気が良いと、このまま何処かへ行ってしまいたい衝動
に駆られたりします(悔しい事にそういう事が絶対に出来ませんが)。
年配の方がチャリダーでキャンプされていたそうですが何だか気持が
わかります。
書評もとても良いですがツーリングの記事もなかなか良かったです。

mosikaさん、こんにちは。

通勤のときに晴れていれば、このままどこかにいってしまいたいと思うのは、私もしょっちゅうでしたね。

ぎゃくの方向の電車に乗りたいとか、こんなに晴れているのにとか、仕事に拘束されない自由はすぐにそこにあるのにとか、ゆううつな気持ちとのせめぎあいによくなりました。

そういうストレスや拘束感を、つかの間ですが、解くために旅はあるのだと思います。
脱出願望とか逃走願望をつかの間、満足させて、また拘束や束縛の毎日にもどっていかなければならない。

旅の写真や文章を見たり聞いたりして想像をふくらませるだけでも、いっときのストレス解消にはなるのでしょうね。こういう旅もできるとか、してみたいとか思うだけでも、いっときの清涼な気持ちを味わうことができるのでしょうね。

キャンプというのは私にとって、縛られている家というもの、またもろもろの生活というものの解放感を与えてくれるものなんでしょうね。

こんにちは。

ツーリングお疲れ様でした。やはり250ccは楽そうですね?原付は苦行にも思えてきますね。
きれいなアルプスを見るならやはり秋も深まる紅葉のシーズンからでしょうか。ルート的には非常にツボをおさえていますね。野宿テント写真で見ても熟睡はきびしそうですね。ネットカフェと併用は体力的にも有効に思えます。熱田神宮行きたくなってきました。今度名古屋行ったら寄って行こうと思います。それではまた。

たいようさん、こんにちは。

原付は小回りがきいたり、駐車場所を見つけやすかったり、車の流れに乗らないでいい分、のんびり走れるという利点を、いまさらながら感じますね。

250ccってスピードは速い分、景色は通り越してしまいますし、スピードに慣れるといい景色で止まるのもむずかしくなってきますね。もうほとんど走るためだけに走っていたという感じになってしまいますね。

ルートはツボを押さえているといっていただきありがたいですが、白馬、松本側からはあの積雪をたたえたアルプスの山岳風景はちっとも見れませんでした。こんどは山のほうまで登るしかないですね。

秋とか冬の景色はすばらしくなるんでしょうが、バイクの寒さはひたすら厳しいものがありますから、景色のいい時期にはいけないかもしれませんね(泣)。

野宿はかなりビビってきた部分がありますが、ネットで見るとみなさん山中でもふつうにキャンプしていますね。私は夜の山の暗闇ほどコワいものはないと思っているのに。オートキャンプ場で慣れるよう訓練すべきなのかもしれませんね。

熱田神宮は伊勢神宮や出雲大社より荘厳さは劣るかもしれませんが、厳粛な国家の神社という雰囲気はしますね。

お疲れさま!

ひと旅を終えて、また一皮むけられましたか(笑)。
写真はどれも良い写りですね。中でも熱田神宮の写真が良い。
神社の荘厳さが写真を通して感じられます。

エストレヤは単気筒ですから、高速走行時(具体的に何キロか不明)に、
振動が強く感じられる可能性もありますね。しかし、今回は高速道路には
入っていないようですしね。もちろん80~90キロ程度は大丈夫でしょう。

今回、能登半島をショートカットした、とか、景色がよく見られなかった、
という不満はあるかもしれませんが、まぁ、すべてうまくいく旅もあまり無いでしょうし…。今回はエストレヤの自分なりの「デモンストレーション」の旅であった、と割り切っても良いのかもしれません。

こうして中部日本を一回りしてくる大旅行を平然とこなすうえしんさんのほうが良いですよ。昔の50ccバイクの30キロ制限をぶつぶつ文句を言っているうえしんさんより、何倍もかっこいいですね(笑)。

僭越ながら、うえしんさんの美徳の一つに、「人の助言を用いる」という徳目があると思います。なかなか普通の人には出来ない事ですよ。

今回はお疲れ様でした!

黒田           謹言

黒田様、こんにちは。

こんかいはお目当てだった積雪のアルプスの風景や富士山の雄姿といったものがきれいに撮れなくてひじょうに残念でした。

緑の中を走る回数も少なく、ほとんど市街地をまたいで走るといった感じで、自然を求める私のツーリングとしてはかなり倦むものが多かった気がします。山中をめぐるコースを考えるべきなのでしょうね。市街地はその分、ネットカフェ探しには苦労しませんでしたが。

エストレヤの発進力は大満足ですね。いっきょに60㎞まで加速されてトラックははるか後方。バイクのよさですね。ただ法定速度以上の世界がどのようになっているのかよくわからないので、追いつかれたら、車の後ろについてどのくらいのスピード、動きをしたらいいのか学ばさせてもらいました。

80㎞を出すバイパスで、すこし遅いなと思ったら前の車が追い抜き車線に変更し、追い抜いていき、左に移るというおこないをくり返していたのがよくわかりました。右車線はサーキットですね。トラックはかなり飛ばしているようですね。ちらっとほかのネットで見たのですが、高速道路はペースメーカーのような車を見つけるとよいといったアドバイスは参考にしたいと思います。

エストレヤは高速時に振動するというのはたしかです。ちょっとコワい振動ですね(笑)。なにより風が痛いというか、ものすごくひっぱられます(笑)。服がばりばりとなびきます。100㎞いじょうで走行しなければならない高速はまだおあずけしたいと思います。

250ccバイクでどのくらいの日数で距離ができるのか目安ができてきたと思いますので、もっと距離をのばす方向にいくのか、それとも距離内の風景を濃密に探検するのか考えてみたいと思っています。

まだ見ぬ知らないものをもっと見てみたいと思っています。

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