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07 28
2008

新刊情報・注目本

2008年7月刊の新刊・注目本情報



 2008年7月刊の新刊・注目本情報です。私は節約生活にそなえてなかなか高い本が買えませんが、お金がなければ深い追究ができないというのは残念なことですね。知識ってカネで買えちゃうものなんでしょうか。高邁な知識も金のヒエラルキーなんでしょうかね。

ディオニュソスの労働―国家形態批判
ディオニュソスの労働―国家形態批判
ネグリの労働拒否の思想はここに書かれているのですかね。国家形態批判?

新しい貧困 労働 消費主義 ニュープア
新しい貧困 労働 消費主義 ニュープア
バウマンが日本の労働状況とそっくりなことを語っていますね。

個人化社会 (ソシオロジー選書 1)
個人化してゆく社会の問題は考えなければならないと思います。

経済衰退の歴史学―イギリス衰退論争の諸相日本に古代はあったのか (角川選書 (426))西洋余暇思想史 (世界思想ゼミナール)
『経済衰退の歴史学』は日本も参考にしたいところですね。井上章一『日本に古代はあったのか』は歴史観を根本からゆるがしそうですね。 『西洋余暇思想史』 人は余暇のために生きるのか、労働のために生きるのか。

「生きづらさ」について (光文社新書 358)雑談力 おしゃべり・雑談のおそるべき効果 [マイコミ新書] (マイコミ新書)「まだ結婚しないの?」に答える理論武装 (光文社新書 362)
『雑談力』は読もうと思っています。雑談のつながりをなめていたら恐ろしい目に会います。『「まだ結婚しないの?」に答える理論武装』 私は人から結婚しろとさっぱりいわれませんが。

自己評価メソッド―自分とうまくつきあうための心理学「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書 534)ネットいじめ (PHP新書 537)
『「私はうつ」と言いたがる人たち』 アダルト・チルドレンのときもそういう人がいましたね。心理学ってマイナスの「物語」を自らかぶりたい人たちを生み出しますね。ヒロイズムというか、共同幻想に乗り遅れたくないというか。

閉塞経済―金融資本主義のゆくえ (ちくま新書 (729))ビジネスに「戦略」なんていらない (新書y 195)株式会社という病 (NTT出版ライブラリーレゾナント 34)
『閉塞経済』 金子サンいまの経済ってどうにかならないのですかね。『ビジネスに「戦略」なんていらない』 『株式会社という病』 いずれもタイトルからして目からうろこですね。

ドゥルーズキーワード89こんな日本でよかったね─構造主義的日本論 (木星叢書)“理想”を擁護する――戦争・民主主義・政治闘争
『ドゥルーズキーワード89』 ドゥルーズの思想は世の中を変えてくれるんでしょうかね。ノマドロジー=遊牧民的に生きられる世の中になったのでしょうか。リゾーム概念はウェブ社会の予言になりましたね。

モノと男の戦後史ポリティカル・セックスアピール―米大統領とハリウッド (新潮新書 274)スポーツの魅惑とメディアの誘惑―身体/国家のカルチュラル・スタディーズ
『モノと男の戦後史』 戦後の男はクルマとかモノに憑かれてきたような。

医療格差の時代 (ちくま新書 (731))置き去り社会の孤独小林多喜二時代への挑戦
『医療格差の時代』 医療も根本的な改革が必要ですね。『置き去り社会の孤独』 若者の非正規とかあつかった本のようですが、タイトルが言い得て妙ですね。『小林多喜二時代への挑戦』 『蟹工船』は現代の若者を象徴する本になりましたね。

憂鬱な国/憂鬱な暴力 ― 精神分析的日本イデオロギー論 ―国家の崩壊―新リベラル帝国主義と世界秩序中国なしではやっていけない日本 (講談社+アルファ文庫 G 39-4)
『中国なしではやっていけない日本』 中国は目の離せない国になりましたね。メイド・イン・チャイナで私たちはできているといってもいいかもしれませんね。

『正法眼蔵』を読む 存在するとはどういうことか (講談社選書メチエ 417)文化の型 (講談社学術文庫 1881)心理テストはウソでした (講談社+アルファ文庫 F 49-1)
『文化の型』のベネディクトは日本論の古典『菊と刀』の著者ですね。

旅の風俗史大飢饉、室町社会を襲う! (歴史文化ライブラリー 258)農耕起源の人類史 (地球研ライブラリー 6) (地球研ライブラリー 6)
『大飢饉、室町社会を襲う!』 飢饉が襲った社会とはどのようなものだったんでしょう。社会の根本にはそのような不安が完璧に払拭されたわけではないですね。

代表的日本人 (ちくま新書 733)科学が進化する5つの条件 (岩波科学ライブラリー (146))満州開拓民悲史―碑が、土塊が、語りかける
『代表的日本人』は斉藤孝サン著ですが、大量に出される著作本のタイトル・テーマはいいなと思うんですが、どうしようもない軽さが読むことを控えさせます。中身は読む価値があるんでしょうか。


本当のところ、なぜ人は病気になるのか?―身体と心の「わかりやすくない」関係
本当のところ、なぜ人は病気になるのか?―身体と心の「わかりやすくない」関係
心から病気になるときがありますし、身体から病気になるときもありますし、関係はわかりにくいですね。

教科書には出てこない江戸時代 将軍・武士たちの実像
教科書には出てこない江戸時代 将軍・武士たちの実像
私たちはけっこう教科書のイメージで歴史を捉えていますね。

音楽空間の社会学―文化における「ユーザー」とは何か
音楽空間の社会学―文化における「ユーザー」とは何か

自己肯定感って、なんやろう?
自己肯定感って、なんやろう?
自己肯定感って必要ですよね。知ることによって、自己肯定感や自己否定感に翻弄されないようになることが知識の価値というものですね。

年をとって、初めてわかること (新潮選書)
年をとって、初めてわかること (新潮選書)
年をとって初めてわかることは、先に知っておいたほうが対策を立てられるというものですね。

グノーシス「妬み」の政治学
グノーシス「妬み」の政治学

文系ウソ社会の研究 続 (2)
文系ウソ社会の研究 続 (2)


▼ラファルグの『怠ける権利』は長らく絶版となっていましたが、ようやく平凡社ライブラリーから8月に出版されるようですね。社会は社会主義や福祉国家に行く前にまずこの「労働三時間制度」を提唱すべきだったんです。社会主義や福祉国家は豊かさや経済の安定を求めるがゆえに労働時間は公式発表とはべつに10時間や13時間とどんどん増えてゆきますね。「ほしいものがあるからもっと働かなければならない」ということですね。「働かなくてよい豊かな社会」をめざすべきだと私は思います。

 拙ブログ「ラファルグの『怠ける権利』があった

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欲しがらない社会

>▼ラファルグの『怠ける権利』は長らく絶版となっていましたが、ようやく平凡社ライブラリーから8月に出版されるようですね。社会は社会主義や福祉国家に行く前にまずこの「労働三時間制度」を提唱すべきだったんです。社会主義や福祉国家は豊かさや経済の安定を求めるがゆえに労働時間は公式発表とはべつに10時間や13時間とどんどん増えてゆきますね。「ほしいものがあるからもっと働かなければならない」ということですね。「働かなくてよい豊かな社会」をめざすべきだと私は思います。


なんか面白そうな本ですね。
見てみたいです。

動物の生態を見ていると、動物の生きる根源がそこにあることは 前に書きました。

彼らは不要な労働・行動はしない。
食うためだけに行動するのです。
あとは寝てたり、ぼーっとしているだけ。

そういう観点から人間社会から不要なものを取り除いてみる。
移動しなければ、航空機、船舶、自動車等が不要になります。
そういう会社や労働も不要になる。
人間は歩いていける範囲で生活可能なはずです。
食料も、米や芋などの日本で取れるものだけにすれば、
スーパーに溢れている膨大な食料は生産不要になり、
そのための労働の不要になります。

そうして経済活動を縮小していけば、動物の原点に限りなく
近づくはず。

現在コンビニ規正法が騒がれていますが、
規制賛成です。
深夜に物を変える便利さをあきらめるだけでいいのです。
難しいことではありません。
普通は寝ている時間なのですから。
規制すれば、深夜労働がなくなる。

仕事が無くなるというなら、
週休を増やし、一日の労働時間8時間を 6時間に減らせばよい。

あまり求めず、あまり作らず、あまり働かず
ソーローのように生きることが出来るでしょう。

古畑さん、こんにちは。

小林多喜二の『蟹工船』が若者のいまを象徴する本として認知されてきましたが、非正規雇用を正規雇用に近づけて過労死労働を増やすのではなくて、ラファルグの『怠ける権利』のような方向で社会はすすんでほしいですね。

もうモノの豊かさや過重な労働は、経験済ですから、愚かな間違いを追認するのではなくて、もっといい方向に社会をもっていってほしいですね。

文明の否定や拒否は、ルソーやゴーギャン、ソーロー、またはアーミッシュやヒッピーなどが標榜、実践してきましたね。
こんにちの消費社会や物質主義、機能主義社会にそのような姿勢が現実的とはちょっと思えないかもしれませんが、環境保護の姿勢の高まりなんか見ていると、あんがい社会はそのような方向に向きはじめているのかもしれませんね。

文明や文化の拒否はできるのか。
たぶん多くの人はこのまま技術や機能性を追求した社会を欲すると思います。
欲をもつなといってもムリだと思います。
ラクで便利でほしいモノがたくさんある社会を人々は望みつづけると思います。

個人として欲しがらない生き方をするしかないと思います。
まわりの物質享楽主義や技術主義などのヒエラルキーに脅されながらも、自分の信念を貫くのは容易ではないと思いますが、自分の生きたいように生きられる寛容で多様性のある社会が訪れればいいですね。
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プロフィール

うえしん

Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。神秘思想、仏教、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

Kindle本、2冊発売中です。

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