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04 26
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『ニューヨーク52番街』 ビリー・ジョエル


B0002ZEZAYニューヨーク52番街(紙ジャケット仕様)
ビリー・ジョエル
Sony Music Direct 2004-11-03

by G-Tools

 私の80年代はまずビリー・ジョエルにハマった。『オネスティ』や『素顔のままで』、『ピアノマン』など聴く曲すべていい曲に思えた。

  この『52番街』のジャケットには中学生だった私は憧れたなぁ。このアルバムではやっぱり『オネスティ』と『アンティル・ザ・ナイト』が大好きだな。

 ピアノのメロディラインと太すぎず細すきずの声がよかったのだな。むかしはビートルズの『レット・イット・ビー』をはじめて聴いたとき、ビリー・ジョエルだと思った。ビートルズのように万人に愛される曲の要素があるんだと思う。 

 ビリー・ジョエルは最初のアルバムが三枚ほど売れずに、『ストレンジャー』でようやく売れるようになったから、売れないころの苦労がファンの好感をも増したのだろう。

私は『グラス・ハウス』から幻のデビュー・アルバム『コールド・スプリング・ハーバー』までさかのぼり、『ナイロン・カーテン』『イノセント・マン』まで各アルバムを聴き、それ以降はヒット曲で知るような存在になった。太り出したビリーは繊細なイメージがもうなくなって、大御所みたいだった。

▼YouTubeではライブのほうが多いですね。むかしの名曲のクリップがあまり見つけられませんでした。
Scenes From An Italian Restaurant
Billy Joel's We Didn't Start The Fire こちらのヴァージンも。
Billy Joel - River of Dreams
Billy Joel - Goodnight Saigon
Billy Joel - Allentown
Billy Joel- The Ballad of Billy the Kid
Billy Joel - Pressure
Billy Joel - Uptown Girl

ビリー・ザ・ベストピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエルThe Strangerグラス・ハウス(紙ジャケット仕様)コールド・スプリング・ハーバー~ピアノの詩人~ピアノ・マンイノセント・マン(紙ジャケット仕様)

04 29
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『サイモン&ガーファンクルのすべて』


B0000W3RIUサイモン&ガーファンクルのすべて
サイモン&ガーファンクル ポール・サイモン
Sony Music Direct 2003-12-17

by G-Tools

 いまだに聴いてしまうサイモン&ガーファンクル。60年代に活躍した彼らをリアル・タイムに知っているわけではないけど、名曲中の名曲『コンドルは飛んで行く』や『明日に架ける橋』はもちろん知っていた。

  「♪ライク・ア・ブリッジ・トラブル・ウォーター~」――困難なとき君の心に橋をかけてあげよう、こんなことをいってみたいものである。

 『コンドルは飛んで行く』は学校の授業で笛を吹いていたので、なつかしさと、いい曲であるという再認識をしながら聴く。

 私はベスト版を友だちにカセット・テープで録ってもらったが、タイトル名がわからない。この紹介しているアルバムには上記の二曲と、恋の躍動感の『いとしのセシリア』、ひきこもりみたいな心情の『アイ・アム・ア・ロック』、たしかバングルスでも唄われた『冬の散歩道』が収録されているからいい。

 ソロになったポール・サイモンとアート・ガーファンクルはそれぞれとてもいい曲を出していて、アート・ガーファンクルの『レフティ』というアルバムはずっと聴きこんだ。時代を超えて聴かれる名曲ぞろいのグループだと思う。

▼YouTubeで視聴できる曲はほかにもあります。
Simon & Garfunkel - The Sound of Silence (1965)
Simon and Garfunkel- America
Simon_and_Garfunkel-Scarborough_Fair-sandg.avi
I Am A Rock

 明日に架ける橋サウンド・オブ・サイレンス卒業-オリジナル・サウンドトラックParsley Sage Rosemary and Thyme

04 29
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『愛と青春の旅だち』 サウンドトラック


B00005FOGD愛と青春の旅だち
サントラ ジョー・コッカー ジェニファー・ウォーンズ
ポリスター 1992-09-26

by G-Tools

 ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズの『愛と青春の旅だち』はものすごく好きだ。静かなイントロではじまり、希望や期待をじょじょにわきあげるように唄う渋いジョー・コッカーと寄り添うように唄う女声のジェニファー・ウォーンズのハーモニーはなんど聴いても飽きない。私のなかでは名曲中の名曲だ。

 のちにジョー・コッカーの体の芯から絞り出すように唄う姿勢にはちょっと笑った。ジェニファー・ウォーンズはあまり印象のない女性だった。このふたりがつったって唄っている様は、手振り身振りで必死に唄うジョー・コッカーと背の高いジェニファー・ウォーンズのコンビはこっけいだった。

 映画のほうはなんだろうな~、軍人と工場ではたらく女性とのふつうのラブ・ストーリーなのだが、それがどうしたという感じの映画だ。工員の鬱憤のたまる毎日から、バラ色の軍人が私をひっぱりあげてくれる、というのが夢物語なのだろうか。『プリティ・ウーマン』のような露骨な金持ち信仰みたいな話よりマシかもしれないが。女性ってあまりよくない境遇からだれかがひっぱりあげてくれる夢ばかり見ているのか。人に頼ってばかりでいいのかと思う。

 
B0007XG65S愛と青春の旅だち
リチャード・ギア テイラー・ハックフォード デブラ・ウィンガー
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005-03-01

by G-Tools


04 30
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『フラッシュダンス』 サウンドトラック


B000063KYXフラッシュダンス ― オリジナル・サウンドトラック
サントラ アイリーン・キャラ シャンデイ
ユニバーサルインターナショナル 2002-05-02

by G-Tools

 アイリーン・キャラの『ホワット・ア・フィーリング』が大ヒットした。マイケル・センベロの『マニアック』もヒットした。83年のことである

 MTVが音楽と映像の合体の魅力を知らしめ、それは映画にも持ちこまれていった。音楽は映像と結びつくとき、その魅力を何倍にも増加させるのである。日本ではドラマやCMとのヒット曲の相乗効果が強かったが、アメリカは映画と音楽が結びついたのである。

 ダンスを夢にしている女性が鉄工所で火花を散らして働いているなんて、みょうに印象的なシーンだったなあ。華々しさと地味さ、きらきらとした職業と3Kの職場の断絶がおこりはじめていたのである。マスコミがわれわれの日常や労働の世界をつまらないものにしていったのである。

     
04 30
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『シングルズ1969-1973』 カーペンターズ


B0002ZEUHMシングルズ1969-1973
カーペンターズ
ユニバーサルインターナショナル 2004-10-21

by G-Tools

 私の心の歌。たまにテープをとり出しては心を慰められたり、安らかにさせたりしてくれる。心が清らかになる。

 70年代にエレクトーン教室やその他で小耳にはさんだことのあるカーペンターズが、80年代ロックばかり聴いていた私の、何度も聴いても飽きない心の歌になるとは思わなかった。

 曲がいいんだろうな。メロディーラインがきれいで口ずさみやすい。カレン・カーペンターの歌声がいいのはいうまでもない。ちょっと暗い中に希望や美しさが感じられる、そんな曲が多いのかな。

 やっぱり青春の回想としての『イエスタディ・ワンス・モア』は名曲だし、『レイニー・デイズ・アンド・マンデーズ』はつい月曜日に口笛を吹いているし、このアルバム全体のトーンもひじょうに心に響いてくるものがある。

 カレン・カーペンターは年若く拒食症で死んだが、やっぱりヒット・チャートから落ちていったことが原因だろうか。好青年風のいでたちはアンチ・ヒーローや反逆が流行る時代の若者にとってはダサく感じられただろうし、優等生すぎたのかもしれない。だけど時代を超える名曲は残ったのである。

▼YouTubeで視聴できるビデオ(ほかにもけっこうあります)
Carpenters Please Mr. Postman MTV
Carpenters I Need To Be In Love KTV
Top of the world
superstar
HURTING EACH OTHER - Carpenters

青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズSingles 1969-1981HorizonA Kind of Hush

05 01
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『ベスト・オブ・アラン・パーソンズ・プロジェクト(2)~ライムライト』


limelight.jpgベスト・オブ・アラン・パーソンズ・プロジェクト(2)~ライムライト
アラン・パーソンズ・プロジェクト
BMG JAPAN 1993-11-21

by G-Tools

 アラン・パーソンズ・プロジェクトはバラードが感動的でいいんだなよな。SF的な音楽の中に絶品のバラードがはさまれていて、テープでダビングしたものだが、9枚もっている。

 とくにこのアルバムの一曲目『ライムライト』という曲は絶望の中の希望といった曲で、いつ聴いても心の底から勇気がわきあがってくる名曲だ。あとこのアルバムではさいごの『サイレンス・アンド・アイ』のバラードが閉めてくれる。『ママガンマ』というインストゥルメンタルの曲は久米宏の『ニュース・ステーション』で使われていた。

 アンモニア・アヴェニュー
アラン・パーソンズ・プロジェクト
B0000076IU

 アラン・パーソンズ・ブロジェクトの出会いは『ドント・アンサー・ミー』という曲にさかのぼる。やさしくて、あたたかい曲である。ビデオ・クリップでは50年代アメリカン・コミック風のトレンチ・コートの男が女性を助けるといったもので、曲とひじょうにマッチしていた。この名曲があったからアラン・パーソンズ・プロジェクトを聴いてみようということになり、何曲ものバラードの絶品と出会うことになった。

 自分でバラードを編集したテープには感動的な名曲がそろっていて、思い出したように聴いて希望をもらっている。『SILENCE I』 『SINCE THE LAST GOODBYE』 『TIME』 『SHADOW OF A LONLEY MAN』 『IF I COULD CHANGE YOUR MIND』 どれもこれも心の底からあたためてくれるバラードの名曲なんだな。

▼YouTubeで視聴できるビデオ(少ないのが残念です)
Alan Parsons Project - Let's Talk About Me
The Time Machine - Alan Parsons Eye In The Sky - The Alan Parsons Project
Alan Parsons Project - I Robot

アイ・イン・ザ・スカイベスト・オブ・アラン・パーソンズ・プロジェクトザ・ベスト・ヒット・ソングス

05 07
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『スリラー』 マイケル・ジャクソン


michael1.jpgスリラー
マイケル・ジャクソン
ソニーミュージックエンタテインメント 2001-10-31

by G-Tools

 このころのマイケル・ジャクソンってすごかったなぁ。出すシングルがすべて大ヒット、『スリラー』というゾンビがダンスするビデオが超話題になり、日本ではお笑い番組でパロディになるくらいだし、このアルバムは全世界で4600万枚も売れたというほど自身がスリラーな存在であった。

 th1.jpg MTVの頂点ともいえる『スリラー』

 まあ、ある程度曲はいいし、ダンスは斬新なのかもしれないが、これ以前のマイケル・ジャクソンをあまり知らない私にはなぜこんなにヒットするのかよくわからなかった。前作『オフ・ザ・ウォール』の期待が高かったのか、ジャクソン・ファイブいらいの人気がここで頂点に達したのかよくわからない。

 80年代のアメリカは双子の赤字に悩み、レーガンが小さな政府強いアメリカをめざし、アメリカの象徴であった自動車工場の閉鎖のニュースがつたえられたり、そのころアメリカを超えるといわれた絶好調の日本経済とは正反対だった。暗い世情がマイケル・ジャクソンというスーパースターを生み出したのだろうか。「失われた10年」の日本が宇多田ヒカルを生み出したみたいに。

 このあとのマイケル・ジャクソンは大きな期待を背負いながら『BAD』というアルバムを出し、いまいち低迷したみたいだし、鼻の整形手術や遊園地もある大豪邸を立てたりして奇行の存在と噂されるようになり、妹のジャネット・ジャクソンにダンスの株を奪われ、いまでは少年性暴行の疑いで告訴されている。成功の悲劇を地でいっているようなものである。いきすぎた成功がアメリカ国民の嫉妬を駆り立てたのだろか。

05 08
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『スクリーン・テーマ BEST』


scbest1.jpgスクリーン・テーマ BEST~NHK3万人リクエストによる映画音楽大全集 
映画主題歌 サミー・ジェイムス楽団 ゲルハルト・ベーレン楽団
BMG JAPAN 1994-08-03

by G-Tools

 映画を見てなくとも耳に残っている映画音楽って多いものである。『エデンの東』や『風と共に去りぬ』、『太陽がいっぱい』、『小さな恋のメロディー』、『ライムライト』などの名曲はいちどは聴いたことがあるだろう。

 映画を離れて音楽だけを聴きたいこともある。あるいは音楽だけを楽しみたいときもある。またはその曲は映画のイメージ抜きには名曲たりえないのかもしれない。むずかしいところである。

 映画音楽の名曲といわれるものは古くて見てないのも多い。このCDのなかの名曲と思われるものの多くを私は見ていないのだが、曲は名曲だと思う。映画音楽はそれを見ていなくても物語を喚起させるような力がある。物語性のある音楽は名曲になるのだろうか。

 このCDのなかでは『ひまわり』と『太陽がいっぱい』がものすごく好きである。『ひまわり』は見ていないのだが、戦争でひきさかれた妻が家庭のある夫と出会うという物語が喚起されそうな名曲だと思う。『ライムライト』はもちろん映画と曲とも名作である。このCDで残念なのは『ゴッドファーザー』が入っていないことである。

 ただこのCDはいつも聴いていると飽きるのは早い。クセがありすぎるのかな。長くは聴いていられなくて、たまに聴くのがよい。

 なおamazonではできないが、セブンアンドワイでは全曲視聴できるようになっている。(こちらで) 優れたサービスだと思うし、こういうのがなかったらアルバム選びなんかできないと思う。amazonも早くやって。

 
05 16
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『Hits』 フィル・コリンズ


B00000D9TQHits
Phil Collins
Wea International 1998-10-06

by G-Tools

 私の中では、フィル・コリンズの『アゲインスト・オール・オッズ(見つめて欲しい)』とジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ『愛と青春の旅だち』がいちばん好きだ。

 『アゲインスト・オール・オッズ』は映画『カリブの熱い夜』に使われた曲だが、ビデオ・クリップでは映画の一シーンが使われながら雨の中熱唱するフィル・コリンズの顔がよく記憶に残っている。

 メロディのイメージとしては恋が破局してもうどうにもならない~、破滅の高鳴りに心臓が打ち砕かれるといった感じがドラムで叩かれていたような曲だった。英語の歌詞がよくわからないので、こういうしかないのでごめんなさい。

 84年ころの「キューピーおじさん」は破竹の勢いで、『イージー・ラパー』や『ススーディオ』、『アナザー・デイ・イン・パラダイス』、『セパレート・ライブス』なんかが大ヒットした。『ユー・キャント・ハリー・ラブ(恋はあせらず)』も大好きである。ジェネシスにもどるととたんによく知らないグループなので不気味なイメージしかもてなかった。

 なぜこの時期フィル・コリンズがこんなにウケたかというと、勢いがあったからとしかいいようがない。ノリのいい唄とか神妙なバラードが唄われていたりしたのだが、私にはものすごくいいというものではない気がするのだが。

 『バスター』というフィル・コリンズの列車強盗の映画サントラももっているのだが、曲と曲のあいだに間奏が入っていて、ひじょうに緊迫するようなアルバムづくりになっていて、けっこうこのアルバムは好きである。でもなんといっても『アゲインスト・オール・オッズ』はフィル・コリンズの中でも最高傑作だと思うし、ほかの曲の中でもダントツの名曲である。

ラヴ・ソングスNo Jacket Requiredバット・シリアスリー夜の囁き

 
05 17
2005

80年代ロック&ポップス・メモリー

『Listen Like Thieves』 インエクセス


B000002IIBListen Like Thieves
INXS
Atlantic 1990-10-25

by G-Tools

 カッコよかったな~、マイケル・ハッチェンス。『ホワット・ユー・ニード>』のカッコよさは半端ではなかった。マイケル・ハッチェンスのように革ジャンの上にGジャンのベストを重ね着したくなった。ヘア・スタイルはさすがに……だが。

 次のアルバム『KICK』は私もよく聞き込んだアルバムだが、500万枚売れた大ヒットになったそうである。カッよさが飛び切りのグループと音楽であった。

 ブレイクする前にMTVで見たインエクセスはなぜか日本の波止場の屋台やトラック野郎の前で歌っていたり、お寺の坊さんの前で歌っていたりした日本びいきのバンドであった。オーストラリアから出てきた彼らはそのころ日の出の勢いの日本経済に自分たちを重ねていたのだろうか。

 あのカッコいいマイケル・ハッチェンスが信じられないことに97年に自殺したそうである。自殺したロック・スターは伝説になったりするが、インエクセスが伝説のバンドになったとは聞かないなぁ。

 キックThe Swingグレイテスト・ヒッツ

 
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Author:うえしん
世の中を分析し、知る楽しみを追究しています。興味あるものは人文書全般。ビジネス書、労働論、社会学、現代思想、経済学、心理学、精神世界、歴史学。。 そのときの興味にしたがって考えています。

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